新入学児童の交通安全を願う黄色いワッペンの贈呈式が、3月28日(火)11:00から緑小学校(花園5)で、同校に入学する児童27名の代表4名が出席して開かれた。
損害保険ジャパン日本興亜株式会社・株式会社みずほフィナンシャルグループ・明治安田生命保険相互会社・第一生命保険会社の4社が合同で、社会貢献事業の一環として、1965(昭和40)年から始めた。53回目を迎えた今年は、全国111万人の新入学児童へ寄贈され、累計枚数は約6,443枚、親子3代にわたって着用したとの声も聞かれるほど。
ワッペンに書かれた交通安全スローガンは毎年変わり、今年度は、「ペダルこぐ 免許はないけど ドライバー」。この黄色ワッペンを身につけることにより、初めて学校に通う児童と保護者の交通安全の意識を高め、ドライバーの注意を促すことを目的としている。
贈呈式では、緊張した面持ちの新入学児童の左胸に、明治安田生命札幌支社小樽中央営業所・松田一孝営業所長、損害保険ジャパン日本興亜札幌支店小樽支社・米岡孝支社長、森井秀明小樽市長、林秀樹教育長らが、黄色いワッペンをつけた。
米岡支社長は、「赤信号は止まり、信号のないとろこは渡らない、1人で色々な発見があるが、きちんと信号を渡って寄り道せずに、一度は家に帰ってから出かけること。新しく小学校生活をスタートさせてもらいたい」と話した。
おおしまひろあき君は、「学校に通うのが楽しみ。車に気をつけたい」と話し、引率の祖母は「感無量です」と微笑んだ。
市内小学校の新入学児童690名に、入学式後に配布される予定。
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