小樽市議会議会運営委員会(濱本進委員長)の理事会が、2月15日(水)14:00から、市役所(花園2)別館3階第2応接室で開催された。
昨(2016)年12月の第4回定例会は、森井市長の発言をめぐって議会が止まり、横田久俊議長から再会に向けた話し合いをすることを、森井市長へ働きかけたが、結局、市長が話し合いを拒否して逃げ回ったことから議会が再開せず、議案審議未了で自然閉会となった。
第1回定例会の開会にあたり、前回議会のこじれの調整が、高橋克幸副議長と上林猛副市長との間で行われたが、2月10日の調整期限に間に合わなかった。それにもかかわらず、森井市長は議会とこじれている状況を無視するように、2月14日に議会招集告示を行い、決まり通り7日後の22日(水)が議会召集日となったことから、議会日程等について同理事会で協議を行った。
同理事会では、冒頭、委員から「4定が終了したからといってオールクリアにはならないと考える」等の意見も述べられたが、議会日程案について2月22日(水)から3月17日(金)までの24日間に決定するなど、通常の開会に向けて3時間半にわたる協議を行った。
一方、森井市長は、2月定例記者会見において、前回の市議会が流れたことについて反省点が無いかどうかの記者の質問に対し、「具体的に思いつくことは無い」、「(市民の声の)99%が信念を貫けと言っている」と得意げに話すなど、自身が提案した議案が自らの発言・行動で審議未了となったことを他人事のような態度に終始している。
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