平成29年度小樽商科大学(緑3・和田健夫学長)入学試験(前期日程)が、2月25日(土)9:50から、小樽試験場と今年度新設の青森試験場の2ヶ所で実施され、763人がこれまで積み重ねた学びの成果を発揮し、合格を目指し試験に挑んだ。
同大学の志願者数は、305人の定員に対し、昨年より16人多い839人・志願倍率3.0倍。内訳は、昼間コース定員280人に対して志願者717人・志願倍率2.6倍。夜間主コースは定員20名に対して志願者数96人・志願倍率4.8倍。専門学科・総合学科卒業生入試は、定員5名に対して志願者数26人・志願倍率5.2倍となった。
このうち、青森試験場では、昼間コース16人、夜間主コース4人、専門学科・総合学科卒業生入試2人の計22人が受験した。
志願者の出身高校所在地は、94.9%が道内で、その内訳は、昼間コースで、道内出身校は687人。そのうち札幌市内高校出身者424人、小樽市内高校出身者47人。
夜間主コースは、88人が道内出身校で、そのうち札幌市内高校出身者46人、小樽市内高校出身者12名、専門学科・総合学科卒業生入試の道内出身校は22人で、札幌市内高校出身者15名、小樽市内高校からの受験生は、一昨年と昨年はいなかったが、今年は1人が受験した。
現役・浪人別で見ると、現役690人・浪人149人で、82%を現役が占め、現役が80%を超える傾向。内訳は、昼間コースは、現役593人・浪人124人、夜間主コースは、現役72人・浪人24人、専門学科・総合学科卒業生入試は、現役25人・浪人1人。
悪天候が心配される中、試験会場へ向かう車の渋滞が見られたが、交通機関の乱れはなく、8:00頃から同大校門前で、103代目の応援団長佐藤七海さん(1年)をはじめ応援団8名が、緊張した面持ちの受験生に応援メッセージ入りのティッシュ800個を配布し激励した。
同大に11の試験室が設けられ、第1試験室(104講義室)では、緊張感が漂う中、係から試験問題の冊子が配られ、9:50から英語・小論文の試験が始まった。
昼間コースは、英語・数学・国語、夜間主コースは英語のみ、専門学科・総合学科卒業生入試は小論文のみの受験。昼間コースの試験終了時刻は17:30。
昼間コース280人の定員は、道内文系では最多となり、平成26年以降は700人を切る志願者に留まっていたが、今年度は、平成25年度以来の700人を超える志願者となった。
合格発表は、3月7日(火)10:00から、同大ホームページと同大学会館前の掲示板で発表する。後期日程においては、3月21日(火)にHPと大学会館前の掲示板で発表を予定している。
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