第29回小樽市冬季ゲートボール大会が、2月20日(月)9:30から、小樽市総合体育館(花園5)アリーナで開かれ、市内4クラブから5チーム36名が参加して、はつらつとプレーを楽しんだ。
小樽市では、1988(昭和63)年以来、高齢者のスポーツ普及事業として、夏と冬に2回開催を続けている。主催は小樽市ゲートボール大会実行委員会(林下孤芳委員長)。
同アリーナに、縦15m×横20mのコート2面を設け、1チーム5名で編成した5チームが、4回戦ずつ戦った。競技時間は30分間。室内用の直径7cmのボールとヘッドカバーを着けたスティックを使用、屋外よりも難しいという。
3つのゲートを通過するごとに1点、ゴールポールに当てると2点加点となる。団体競技のため、チームワークが勝敗の鍵となる。日本ゲートボール連合認定審判員が審判し、選手も兼ねて大会に参加。冬の季節の閉じこもりを解消し、シーズン前のウォーミングアップにもなり、和気あいあいとプレーを楽しむ姿が見られた。
昼食をはさみ、午後からも競技が行われ、優勝・準優勝・3位に賞状と副賞が、4位と5位の敢闘賞にも副賞が用意され、参加者は、日頃の練習の成果を発揮し、楽しい時間を過ごしていた。
審判長を務め全国大会出場経験を持つ佐藤八重子さんは、チーム「スパーク」に所属し、ゲートボール暦は20年以上。雪が融ける4月末頃から、潮見台の専用コートで練習に励んでいる。「ゲートボールは頭を使う競技でもあり、健康のために参加し、皆さんと親睦を図っている」と話した。
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