市立小樽美術館(色内1)特別展「坂東宏哉展大地のエレメント」関連事業第1弾「ミュージアムダンスショー」が、2月11日(土・祝)15:00から16:00まで開かれ、美術と音楽・ダンスのアーティストがコラボレーションし、約70名の観客を魅了した。
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その展示会場で、縄文琴を制作して7年目となるギタリスト・曽山良一氏による縄文琴が不思議な音の世界を醸し出し、小樽在住の石田雄也氏が即興でシンセサイザーを演奏。東京在住の舞踏家・清水フミヒト氏と小樽在住のタヒチアンダンサー・野口花代氏がダンスを披露。
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最初の生命が誕生した約38億年前から生物の進化、人類の歴史、日本の歴史を紐解き、縄文のロマンに思いを馳せたダンスショーが始まった。間近で見る魅力的なダンスに、観客は一瞬で引き込まれていった。
もう1人の主役、坂東氏は、「自分も体を使う表現をいろいろしているが、画面のラインに手が差し掛かり、決め細やかさを感じた。3次元の先の世界を彷彿させるようなパフォーマンスで、これからの制作のヒントをもらった」と挨拶した。
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野口氏は、「すごく楽しかった。先生(清水氏)の息づかいを感じながら導かれ、全身で表現できた」と話した。
2月18日(土)14:00~15:00、坂東宏哉氏によるアーティストトークを予定している。
小樽・美術館の現在シリーズ 坂東宏哉展 大地のエレメント
1月7日(土)~2月26日(日)9:30~17:00 月曜日・2/14休館
市立小樽美術館(色内1) 入館料:一般300、高校生・市内70歳以上150円、中学生以下無料
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