小樽郵便局(色内1・鎌田忠局長)は、小樽雪あかりの路をもっと楽しんでもらおうと、雪ベンチや小樽在住のイラストレーターたかたのりこさんの作品展を、同局ロビーで開催中だ。
雪あかりメーン会場の手宮会場と運河会場を繋ぐ同局歩道の横に、たかたさんの描く妖精のパネル18枚とアイスキャンドル23個を灯し、今年初の写真撮影スポット「雪のベンチ」を設置、観光客らが写真撮影に利用している。
雪あかり開催期間に合わせて開設した「たかたのりこ作品展」には、イラストや水彩画やポストカードなど約50点を展示。雪あかり終了後2月末まで期間を延長する。
たかたさんは江別出身で小樽在住。北海道版の絵入り年賀葉書のイラストや、ふるさと切手の「雪の結晶」や「ゆきだるま」のイラストを手がけている。天狗山山頂展望レストランをはじめ、札幌・帯広や東京・千葉の百貨店で個展を開催。同局内では初作品展となる。
また、正面窓口のガラス面には、たかたさんが描く四季折々をテーマにしたイラストで演出を企画。現在「冬のファンタジー」をテーマに、妖精や雪の結晶のイラストを展示。今後、春バージョンなど季節ごとにイラストを変えて展示する予定。
海外観光客に人気の映画「Love Letter」を意識して、同局のキャッチコピー「素敵なカップルが立ち寄る郵便局」の看板を設置し、英語・中国語・韓国語で対応。
今後、同映画のロケ地地図を作り、同局に展示し、小樽をもっと楽しめる情報を提供する予定だ。
池田嘉孝第1集配営業部長は、「小樽雪あかりの路に訪れた観光客に、ぜひ小樽の良い所を伝え、情報発信基地として役立ちたい。市民や観光客に雪あかりをもっと楽しんでもらいたい」と話した。