小樽の中心商店街のサンモール一番街商店街(稲穂1)は、防雪壁の設置で出来た空きスペースを利用し、平成29年8月オープン予定で、11の小店舗を新に設置することになり、そのための出店意向調査を2月20日(月)まで行っている。
同商店街は、かって大型ホテルやデパートが並び、市の中心商店街の核を形成していた。13階建ての大型商業ビルは、小樽のランドマークとして機能し、市民から親しまれていた。
しかし、丸井今井の破綻で、大型ビルは見る影も無くなり、長年、幽霊ビルとなっていた。平成27(2015)年には高齢者住宅や病院が建設され、同商店街振興組合が、商店街に吹き込む雨・雪を防ぐ防雪壁を設置し、その前面が空きスペースとなっていた。
同商店街には、平成16(2004)年から13店舗でレンガ横丁が設置され、今春には7店舗のレンガ横丁2号館が、現在の向かいのビル1Fにオープンすることになっている。今夏の11の小店舗のオープンで、屋台村が3つ並ぶことになった。
同商店街振興組合では、出店意向調査を2月20日(月)まで実施し、今後の具体化へ向けて策を練ることにしている。「時代の流れの中で、サンモールに小店舗が次々と設置されることになったが、今後の活性化のために頑張ってもらいたい。標準サイズ2.6坪(間口3,600×奥行2,400×高さ2,700mm)で、11店舗分を用意している。商店街営業時間の10:00から19:00に合わせた物販店などを望んでいるが、飲食店の出店も可能で、その場合は営業時間などをすりあわせていきたい」と話している。
◎サンモール一番街商店街出店概要資料
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