小樽商科大学学生サークル小樽笑店(渡部竣介代表)は、12月18日(日)13:00から17:00まで、小樽市産業会館(稲穂2)2階ホールで、「たるわランド2016~ようこそ雪の世界へ~」を開催。
雪の世界をテーマにした8つのブースを設置。家族連れや友達同士が来場し、ゲームや塗り絵のブースを回り楽しんでいた。
同サークルは8年前に発足し、現在86名が所属。関わるすべての人を笑顔にする理念のもと、同サークルが主催する年2回(1回目は8月開催)のたるわランドの他、市内の主な祭りや商店街のイベント等に積極的に参加協力している。
今回は、9月頃から開催へ向けて準備を開始。事前にプレイベントを実施するなど入念な打ち合わせをし、当日は、小樽笑店メンバー50名が朝10:00に会場に集合し、飾りつけや準備を行った。地獄坂工房・写真部員・アカペラサークル「AIRS」が協力した。
代表の渡部君は、「自分達も来場者もみんなで楽しみながら参加し、みんなを笑顔にするイベントで、3年生は夏のイベントを最後に引退し、今回は、1・2年生だけで実施している」と話した。
会場入口には、バルーンのアーチを設置。毎回、犬・剣・リボン・熊・花などのバルーンアートを制作し、来場者にプレゼントしている。
昔ながらのだるま落しを雪だるまにアレンジした「ドッスン!雪だるまおとし」や、広々とした会場を大きく使ってコースを作り、障害物にぶつからないように、雪に見立てたボールをゴールまで棒で転がすゲーム、大人がボールを投げ、子どもがバケツやざる・かごでキャッチする「なげて!とって!ゲットザポインツ」など、雪に関連付けたり、親子で参加できたりと工夫を凝らした。
他にも、モグラたたきを思わせる「倒せ!デビルスノーマン」は、もぐらではなく雪だるまが次々を顔を出し、高得点目指して打ち倒すゲームなど、順番を待つ列ができるブースもあった。
地獄坂工房では、再生せっけんやアクリルたわし、クリスマスオーナメントの手作り品が並び、髪留めを作る体験コーナーもあった。
13:30から、特設ステージで、同大学アカペラサークル「AIRS」が登場し、4名の美声が見事なハーモニーを奏で、観客を魅了した。
市内在住の日下部優ちゃん(小3)は、「雪玉ころがしが上手にできた。他のブースも楽しかった」と話し、弟の賢君(小1)は、「楽しかった」と笑顔で答え、母親の瞳さんは、「冬は子ども達が遊ぶ場所がないので、助かります」と話していた。
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