体育の日の10月10日(月)、市民体力テスト会が小樽市総合体育館アリーナ(花園5)で開催された。主催は、小樽市・小樽市教育委員会。
市民体力テストは、毎年体育の日に合わせ、総合体育館で開催されており、小樽市スポーツ推進委員の指導で進められている。
今年は市民16人が参加し、20歳~64歳と65歳以上の二組に分かれて、6種目を行った。
握力・上体起こし・長座体前屈の3種目は二組共通。残り3種目は、64歳以下が、反復横とび・20mシャトルラン(往復持久走)・立ち幅跳び、65歳以上が、開眼片足立ち・10m障害物歩行・6分間歩行を行う。
各種目の記録を得点にして総合評価し、全国共通の体力年齢判定基準表により、自分の体力年齢が判定される仕組みだ。
スポーツ推進委員から、「競争ではないので、それぞれ自分のペースで行うこと」と指導を受けた参加者は、時折り笑い声をあげながら、和気あいあいテストに取り組んだ。
毎年参加している84歳の女性は「自分の体力を判定してもらえるのは、この体力テスト位しかないので、ためになっています。健康は自分で作らなければいけないと思っているので、普段から意識して体を使っています」と話してくれた。
辻邦弘小樽市スポーツ推進委員長は、「スポーツ推進委員は、老若男女の体力増強に協力しています。各町内会、学校などで要望があれば、巡回体力テスト会を行いますので、ぜひご利用ください」と話した。
巡回体力テスト会は、無料で、随時申込みを受け付けている。
◎巡回体力テスト会
◎小樽市スポーツ推進員
◎関連記事