本をモチーフにした様々なアート作品を楽しむ「おたるBook Art Week 2016」が、市立小樽文学館(色内1)2階JJ’Cafeを皮切りに、市内8ヶ所で9月17日から11月23日まで開かれている。
すでに、文学館フリースペースJJ’Cafeは、9月17日(土)から、キコキコ商會豆本展を開催中。ハンズオントーイ キンダーリープ(住吉町4)やなまらや(花園3)と、豆本巡りを楽しめる。
同ブックアートは、2012(平成24)年から毎年開催し、今年で5回目となる。本をモチーフに、立体造型・切り絵など、本であって本でない作品などを巡り鑑賞できる。
初参加の小樽山小屋BACKPACKERSは、ニセコの友人荒井一義氏の写真展を開催。普段、宿泊利用者だけが出入りできる場所だが、リビングルームでも旅を感じる本を自由に読め、この機会に覗いてみよう!
現在、開催中のキコキコ商會豆本展は、大小様々なサイズの豆本がいくつも展示され、手に取って読むこともできる。
キコキコ商會(札幌市西区山の手)は、末木繁久さんと智佳子さんが営む豆本工房。2000年から2016年7月まで91種類を出版している。繁久さんが、企画・執筆したものや、他の作家の著書を豆本にしたもの、智佳子さんがイラスト原画と文章を担当した豆本も多数あり、販売もしている。
他にも、小林重予氏の画集「心の庭で」全6冊の豆本や、小樽にまつわる人物・文化・景色を23点の版画を1冊に収めた「はん画おたる」全4集、市松人形や江戸小紋、足袋仕立てなどの工程を写真などで紹介した10人の職人豆本など、楽しい豆本に時間を忘れて見入ってしまう。
今後次々開催される会場で、作家15名の個性溢れるブックアートと出会える。
参加期間・場所
●9月17日(土)〜11月6日(日) 市立小樽文学館(色内1)2階JJ’Cafe
●10月10日(月・祝)〜10月23日(日) シロクマ食堂(色内3)
小樽山小屋BACKPACKER(稲穂5)
ジーンズショップロッキ(稲穂4)
博信堂書店(花園1)
ハンズオントーイ キンダリープ(住吉町4)
●10月11日(火)〜10月22日(土) なまらや(花園3)
●10月13日(木)〜10月20日(木) あとりゑ・クレール(梅ヶ枝町21)
◎おたる Book Art Week 2016
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