天候に恵まれた9月最終日。豪華クルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」(115,906トン)と「ハンセアティック」(8,378トン)の2隻が相次いで小樽港に入港した。
合わせて約3,000人の乗船客が小樽の街に繰り出した。
ダイヤモンド・プリンセスが接岸した勝納ふ頭では、船内見学に訪れた人々が、列を作って乗船手続きをしているそばで、小樽市観光振興室が設置した移動Wi-Fiを利用する乗船客の姿が見られた。この移動Wi-Fiは、外国人乗船客や乗組員の要望が大きかったことから、小樽市が27年度に導入して、クルーズ客船の入港に合わせてふ頭に設置している。
小樽運河や堺町通り界隈では、普段はアジア系の観光客で賑わっているが、今日は、欧米系の観光客の姿がたくさん見られ、普段にも増して国際色豊かな様相を見せていた。修学旅行の高校生やギター演奏者と交流する場面も見られるなど、あちこちで国際交流が行われていた。
また、祝津の旧青山別邸貴賓館にも、多くの乗船客が訪れていた。貴賓館の佐藤美智夫オーナーは、「クルーズ客船が入港すると、欧米系をはじめとする外国人観光客の皆さんが大勢お越しになります。旧青山別邸や庭園を背景に記念写真を撮影したり、和食を楽しまれるなど、皆さんとても喜ばれている様子です」と話してくれた。
今シーズンのクルーズ客船の入港は、残すところ10月3日(月)と13日(木)の2回の予定。
◎クルーズ船客船寄港予定
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