環境に配慮した洗剤や安全な食品を販売する、ワオキツネザル(色内2)で、9月27日(火)10:30から、「アルカリ剤を使いこなしちゃおう!」が開かれ、主婦ら5名が参加した。
今年6月17日にオープンしてから、虫除けスプレーや石けん作りなどのミニ講座が開かれ、5回目となった。
講師は、同店の神聡子代表が務めた。同代表は、小樽子どもの環境を考える親の会の代表でもあり、看護師、環境アレルギーアドバイザーの資格を持つ。
アルカリ度の強弱を知り、さらに、掃除する場所や汚れの種類によって使い分けられるよう、知識を深めた。アルカリ剤の重曹・セスキ炭酸ソーダ・クエン酸の3種類のスプレーの作リ方とその用途について学んだ。
アルカリ剤は、有機物と違って河川の汚濁を起こさず、環境に優しく、汚れの中の油脂と反応して、汚れを落とす力となる。
重曹水スプレーは、45℃のお湯250mlに重曹大さじ1を溶かして完成。食器の茶渋とり、シンクの洗浄や窓ふきにも使用できる。
シンクの水垢やまな板や水切りかごにクエン酸水をスプレーし、トイレの黄ばみにはトイレットペーパーでパックするなど、汚れの対処法も学んだ。
講習後、毎週火曜日に販売される、道産小麦や天然酵母など厳選した素材に配慮し、安全性や品質にこだわったmamma pan(石山町12)のテーブルロールとかぼちゃのチーズケーキ、野菜スープと飲み物で、昼食を取りながら、参加者全員で交流を図った。
参加者からは、「どんな感じで使って良いのか分からなかったが、実際に手にして使い、油汚れや消臭に対応でき、分かりやすい説明で簡単に作れた。簡単じゃないと続けられない」と話した。
◎ワオキツネザルHP
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