聖ヶ丘にようこそ!小樽ゆかりのアーティスト作品展


 小樽の聖ヶ丘と呼ばれる丘に建つ学校法人小樽教育の森学園(入船4・旧小樽短大校舎内)で、小樽ゆかりのアーティスト作品展が、10月1日(土)から7日(金)まで開かれる。主催はOTARU聖ケ丘ギャラリー実行委員会。
 大胆なタッチと色彩で静物からフランスの風景を幅広く描いた作家で、女子スキーの草分け的存在でもあった加藤清江さん(1914~1999)、中学校教師の傍ら画家活動に情熱を注いだ抽象画の高橋好子さん(1927~)、市内在住の写真愛好家の佐藤聖一さん(1958~)、今回、初展示となる、小樽生まれで中学校の美術教員となり、独特なデッサンと色使いで風景や運河など多くの作品を残した角江重一さん(1913〜1983)の、小樽ゆかりのアーティスト4人。
 角江さん以外は、同園内のギャラリーで作品展示会を何度か開催し、何点かは常設展示している。
 加藤さん約40点・高橋さん約20点・角江さん約15点と、佐藤さんは小樽や近郊の風景や大雪山などの山々の動植物の写真を展示している。
 初日1日(土)10:30から12:00まで、同園3階講堂で、お茶とフリーな交流タイムと称して、展示作品作家と作家の家族が来場し、歓談する機会を設けた。参加費(菓子代込)300円で、電話(0134-27-4600)・FAX(0134-27-3133)で、OTARU聖ヶ丘ギャラリー実行委員会に事前申込みが必要。
 同園職員は、「秋のひとときを、アートの空間で楽しんでもらい、作家や作家ゆかりの方と気軽に交流してもらいたい」と話した。
 小樽ゆかりのアーティストの作品展示「聖ヶ丘のアート空間へようこそ」
 10月1日(土)〜7日(金)10:30〜16:00 入場無料
 学校法人共育の森学園(入船4・旧小樽短大校舎内)
 学校法人共育の森学園
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