9月19日(月)敬老の日にちなみ、小樽市高齢者祝賀会等開催実行委員会(廣谷行厚実行委員長)主催の小樽市敬老のつどいが、10:00から12:00まで市民会館(花園5)で開かれた。
対象は75歳以上の市民。雨がぱらつく生憎の天気の中、527人が来場し、アトラクションや抽選会が行われ、敬老の日のひとときを楽しんだ。
同市の75歳以上の人口は、8月末で23,239人。総人口121,423人の19.1%を占めている。◎人口統計
会場では、事前申込みのあった30組の金婚者(結婚50周年)に、小樽みなとライオンズクラブの協賛で記念撮影と同市から祝状が贈呈された。
また、アトラクションでは、「津軽じょんがら流れ唄」のヒット曲のある二美 仁氏の歌謡ショーが行われ、観客を喜ばせた。
続いて、豪華賞品が当たるお楽しみ抽選会が開かれ、抽選番号が読み上げられるごとに、会場から、喜びの声やためいきが聞かれた。
敬老のつどいには、例年、同市からの要請で、双葉高校奉仕活動部の生徒が手伝いに参加しており、今回も部員32名のうち15名が参加。会場案内や抽選会の景品を渡す手伝いなどに励んだ。お楽しみ抽選会の前には、ステージ前に並んだ生徒が紹介され、会場から拍手が贈られた。
同校3年で部長の高田一巧(いっこう)君は、「高齢者の方々から積極的に声をかけられ、良い経験になった」と述べた。2年の佐野史果(ふみか)さんは、「去年は1年生でよく分からなかったが、今年は要領もつかめ落ち着いてできた」。1年のケンプ朱理(じゅり)さんは、「こういうボランティアができる高齢の会のようなものがもっと増えると良い」と、それぞれ話してくれた。
同市・長谷川准一地域福祉課長は、「高校生の皆さんは、とても丁寧で親切に高齢者の皆さんに対応してくれている。高齢者からの評判も大変良く、本当にありがたい」と話した。
敬老のつどいは、予定通り正午頃に終了。参加者は、それぞれ徒歩や実行委員会が準備したシャトルバスに乗り込み、会場を後にした。
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