杜のつどいの講座「みんなで踊りましょう」に学ぶボランティアグループお元気隊10名が、9月15日(水)17:00から、社会福祉法人ノマド福祉会ケアハウスはる(赤岩2)の誕生会を兼ねた敬老祝賀会で踊りを披露。入居者50人が踊りを楽しみ、笑顔に包まれた。
ソーラン節や花笠音頭、ドンパン節など、馴染みのある日本の民謡を集めた「日本縦断民謡の旅」と題して、踊りを披露。
高齢者が集う杜のつどいでは約60講座があり、趣味や特技を生かしたり、新しいものへ挑戦するなど、積極的に講座に参加している。
第1・4火曜日に開かれる「みんなで踊ろう」の講座には30名ほどが集まり、健康づくりのため踊りを楽しんでいる。メンバー有志が、踊りを見てもらい社会に貢献しようと、お元気隊を結成。老人施設等へボランティア活動を続けて8年目となる。
今回は同施設から、行事に合わせての出演依頼があり、今年4月のお茶会に続き2度目の出演となる。代表の曽根さんは、「上手な踊りではないが、利用者さんが笑って楽しんでいる表情を嬉しく思う。元気をもらって元気を届けたい」と話す。
17:00に同施設食堂に入居者が集まった。おてもやんの曲に合わせて踊りながら入場したお元気隊を拍手で出迎えた。
はじめに北海道の曲「ソーラン節」を5名で踊り、山形県の「花笠音頭」、秋田県の「ドンパン節」を披露。民謡の旅を一時中断して、「演歌船」をメンバーの1人が熱演し、再び、秋田県の「おこさ節」、続いて、メンバーの最高齢85歳の金子さんが「夜桜しぐれ」の曲に合わせ扇子を持ち、艶やかな踊りを披露し、入居者を和ませた。
フィナーレは、レイ(首飾り)と髪飾り・パウスカートに着替えハワイアンな衣装で登場。「南の島のハメハメハ大王」の曲に合わせ優雅に踊り、大きな拍手に包まれた。
司会を務めた同隊の吉田節子さんは、「皆さんが喜び楽しかったと思えるように踊り、元気をいただいて帰りたい」と話し、同施設・酒井圭祐生活相談員係長は、「杜のひろばで普段から交流のある方達が元気に踊り、入居者も元気をいただいている」と話した。
◎杜のつどい