小樽市堺町にある、すしざんまい小樽店(萩原店長)の店先に、9月4日(日)から、すしざんまいを経営する株式会社喜代村の木村清社長の等身大の像が設置され、そのユニークな像が、ケンタッキーフライドチキン(KFC)のカーネル像に似ていることから、話題になっている。
築地を拠点とする寿司チエーン「すしざんまい」の木村社長は、マグロ大王のニックネームが付けられている。2013年1月の築地市場の初せりで、1本222kgの青森県大間産黒マグロを、香港資本の板前寿司と争い、前年の最高額5,649万円の3倍近い過去最高の1億5,540万円で落札し、全国的に大きな話題になった。
これにより木村社長のマグロ大王のニックネームは、広く世に知れ渡るようになった。TVへの露出も多くなり、そのユニークな明るいキャラクターが世間に受け入れられた結果を受け、今回のマグロ大王像の制作に繋がった。
名物社長の等身大で制作されたマグロ大王像は、カーネル・サンダース像と同じ白のユニホーム姿で、木村社長定番の「すしざんまい!」の合い言葉が聞こえるかのように両手を大きく広げて、お客を招き入れている。
この”カーネル清”像が設置されたすしざんまい小樽店は、同社の北海道進出の第1号店。開店当初は寿司の町小樽に全国展開のチエーン店が殴り込みをかけたと注目された。この店先に像が設置された9月4日以降、店に来る観光客や市民に注目され、記念撮影する人が多く見られるようになった。
萩原店長は、「この像は現在、本店のある築地の2店と札幌すすきの店と小樽店に設置されている。通りすがりの観光客が目に留め、記念撮影する人が増えているが、撮影するだけの人もいて、店に入ってもらえないのがちょと残念だ。店の看板としては、人の目を留めることができると思うので、これからこのマグロ大王像が、宣伝され、売上げ増に繋がってくれたら良いと思う。制作費は約200万円と聞いている」と、今後の展開に期待していた。
◎すしざんまい
◎カーネル・サンダース