北照高等学校(最上2・小玉智校長)は、今年で4回目となる小樽中央墓地(緑5)の清掃ボランティアを、8月25日(木)11:30から実施した。
当初の予定日22日(月)は、台風の影響を受け延期となっていたが、今日は、晴れ渡る空の下、普通コースとスポーツコースの全校生徒240名と職員25名が汗をかきながら、清掃活動に尽力した。
同活動は、地域の清掃ボランティアを行うことで、生徒の奉仕の心を育むことを目的に開かれ、また、高齢化が進む小樽市の墓地周辺の清掃が行き届かない家庭が増加している現状を踏まえ、毎年開かれている。
中央墓地は、市内14ヶ所の墓地の中で、4,400区画ある一番広い墓地で、小樽市葬祭場や合同墓を設置。多くの墓参り客が訪れている。
この日は、シルバー人材センターへ依頼した清掃活動と重なったこともあり、昨年よりもゴミの数は幾分少なかったが、青いビニール袋を持ち、広い墓地へ生徒が散らばり、散らかった花や供物を拾い集めた。
野球部は80名で参加し、2年生の部員のひとりは、「野球部として地域に貢献し、野球と繋げ、市民に応援してもらいたい」と話した。2年生の女生徒も「地域に協力したい。お墓参りをした時のマナーに気づかされた」と話した。
40分ほどで終了し、ゴミの収集場所には、集められたビニール袋が山積みにされ、市が回収する予定。
小樽市戸籍住民課加賀英幸課長は、「とてもありがい。ゴミを集めることで、お墓の供物の扱い方などを学び、社会勉強に繋がると思う」と話した。
◎北照高校
◎関連記事