ダンスうんどう塾(有幌町・小林英夫塾長)では、8月3日(水)から8月6日(土)まで、おたる自然の村おこばち山荘を会場に、2016強化合宿 in 夏を実施。合宿は、今年で10年目を迎えた。
昨年に続き、モスクワ(ロシア)のプロアスリート2名を指導者として招き、遠くは鹿児島からの指導者8名とジュニア15名が、ダンスうんどう塾の発祥の地・小樽に集結。朝8:35から21:00過ぎまで、4日間25講座のダンス漬けの猛特訓に挑んでいる。
講師陣は、小林塾長をはじめ、モスクワからプロアスリート指導者のVradimir Shchepletsov氏とDenis Mukhin氏を招聘。ダンススポーツのジュニア教育において、世界最高レベルを誇るモスクワの最先端指導法でスタンダード・ラテン部門を同時に学ぶことができる。
2日目の4日(木)13:25から16:00までレッスンを公開。Vradimir Shchepletsov氏の指導による、熱の篭ったレッスンが続いた。
講義の内容は、ロシアスタイルのスタンダード&ラテンの最近の傾向の踊り方や、ダンススポーツの習得効果を高める学習法・指導法・各種ダンスの技術やリズムの習得が行われた。
熱気溢れる合宿会場で、Vradimir Shchepletsov氏は、サンバの柔軟な体の動きや細かい動作を、手本を見せながら指導。参加者は、曲に合わせて体を動かし汗をかいた。
同氏は「発展的に体を使えるように指導し、皆さんレベルアップしてきている。もっと、世界のダンサーと交流してもらいたい。小林氏の上達させたい思いが伝わる」と話した。
長野県・丸山東美佳さん(高3)は、「中3の妹と参加し、昨年は妹が褒められ悔しい思いをしたので、今年は頑張った。体の動きや仕組みを勉強して、長野に帰って子ども達にも教わったことを伝えたい」と話した。
なお、6日(土)13:00〜15:00に、いなきたコミュニティーセンター(稲穂5)4階体育室で、第3回全日本DUマッチングリーグ2016を開催。
DUマッチングリーグとは、ダンスうんどう塾のオリジナル競技システムで、ダンスを学ぶすべての子ども達の幸せのために考案された。一種目ごとにカップルチェンジをしながら順位を決め、その順位によってリーダー、パートナー共に与えられるポイントの合計で総合順位が決まる個人戦。この大会までが合宿のメニューに含まれる。
JDSF北海道・札幌圏主催で、8月7日(日)、同センター体育館で、第11回札幌圏ダンススポーツ競技大会を予定している。
◎関連記事