北海道新幹線建設促進小樽期成会(山本秀明会長)は、北海道新幹線市民啓発事業の新たな取り組みのプレス発表を、26日(火)13:00から、小樽経済センター(稲穂)4階Bホールで開き、本日からHPを開設し、移動式デジタルサイネージ(電子看板)を購入し、イベント等で啓発用動画などを放映することを発表。同会・中野豊座長(副会長)が概要を説明した。
この度新設されたHPでは、北海道新幹線市民啓発用の動画や有効活用についての提言書、組織図や独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構(JRTT)から集めた工事の進捗状況など、各種情報が盛り込まれた。
一方、60インチ画面の移動式のデジタルサイネージは、PR動画3本と、新駅の位置を紹介し、カウントダウン等をまとめた6分30秒の動画を放映する。画面には、インベントのチラシや工期短縮に向けての要望を示す文字を付け加えた。
株式会社K2の中山仁史取締役社長が制作。これまでのパソコンに加え、スマートフォンなどのあらゆるディバイスに見やすく対応した。
おたる潮まつりの期間中、JR小樽駅の小樽観光協会の案内所に、移動式のデジタルサイネージ(電子看板)を設置し、市民啓発を推進する。それ以外は、小樽経済センター玄関入口に設置し、商工会議所のスケジュール等を放映する予定。
同会は、市内の民間企業・団体で組織し、北海道新幹線札幌延伸の工期短縮に向けた要望活動や(仮称)新小樽駅周辺のまちづくりに取り組むなどの活動を展開中。
昨(2015)年12月22日には、JR南小樽駅ホーム壁にある横断幕のデザインを一新し、JR築港駅にも看板を新設。
JR小樽駅・駅なかマートタルシェ・運河プラザ・梁川通商店街(中央市場)・サンモール一番街(ニュー三幸)・小樽商科大学生協に、デジタルサイネージ設置し啓発活動を実施した。年と月を自動カウントし、新幹線への期待の声や新駅の場所など編集した動画を放映している。PR動画には、期待の声を市民・学生・子ども編の3本作り、YouTubeで放映。
山本会長は、「新幹線が通ることにより、非常に大きな経済効果があることが実証された。札幌まで新幹線が延伸され、初めて北海道全体に経済効果があると考える。期成会も札幌延伸の工期短縮に向けて進めたい」と述べた。
◎北海道新幹線建設促進小樽期成会HP
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