今シーズン初寄港の”飛鳥Ⅱ”が、乗客約800人を乗せて、7月22日(金)予定時刻を1時間早く12:00頃、小樽港第3号埠頭に接岸。小樽駅前通りからも真っ白な船体を見ることができた。
同埠頭では、オプショナルツアーに出かけるバスが行き交う中、クルーズ客船歓迎クラブのメンバーや飛鳥ファン、関係者が出迎えた。
飛鳥クルーズ就航25周年を記念して、8泊9日の夏の北海道クルーズが、7月20日(水)横浜を出港。22日(金)小樽に入港、利尻・網走・函館をクルージングして、28日(木)に横浜に帰港する予定だ。
船内では、スペシャルコンサートや北海道の食材を使用したディナー、記念特別メニューのアニバーサリーディナーを提供、北海道のベストシーズンの自然とともに楽しめるツアー。小樽では、ニッカウヰスキー余市蒸留所を見学するオプショナルツアーを用意。
郵船クルーズが所有する「飛鳥Ⅱ」は1990年に建造、総トン数50,142トン・全長240.96m・客室436室・乗客定員872名・乗組員470名。
小樽港では、4月17日(日)のクリスタル・セレニティを皮切りに、10月13日(木)のセレブリティ・ミレニアムまで24隻の寄港を予定している。飛鳥Ⅱは、今シーズン1度だけの寄港となり見納めとなった。
出港予定の21:00には、小樽潮保存会の打演と歓迎クラブメンバーらに見送られ、次の寄港地・利尻を目指して旅立った。
なお、7月30日(土)は、ダイヤモンド・プリンセスが勝納埠頭に、今シーズン4度目の寄港を予定している。
◎2016年小樽港クルーズ客船寄港予定
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