個性溢れるガラスが集結する「第8回小樽がらす市」が、おたる潮まつりに合わせ、7月29日(金)〜31日(日)10:00〜21:00(初日12:00開始)、旧手宮線と色内広場を会場に開かれる。
ガラス販売と作家のデモンストレーション、制作体験、飲食ブースが立ち並び、子どもから大人まで楽しめるイベント。
参加店舗は、初出店のグラスポンテ(上富良野町)・Girasole(札幌市東区)・㈱Glass Station 雅(小樽市有幌町2)の3店舗をはじめ、遠くは小笠原村父島(東京都)から、isopiyo glass accessoryが出店し、地元小樽からは19店舗が集結する。
小樽がらす市実行委員会(木村直樹実行委員長)が主催し、小樽のガラス産業が、多くの人々に親しまれるとともに、一層のブランド化を図ることができるよう取り組んでいる。
風鈴トンネルは、旧手宮線日銀通入口から20mに渡り、潮風鈴100個が線路上に25本の竿に吊るされ、涼しげな音色で道行く人々を会場に誘う。撮影スポットとしても人気が高く、夜にはライトアップして幻想的な光景を演出。
木村実行委員長が製作する恒例の大きな風鈴は、今回は音色を重視してクリスタルガラスで製作。日銀通りと中央通りの2ヶ所に展示する。
また、中央の飲食ブース付近には、堺町通りのゆかた風鈴まつりで使用した風鈴も展示し、至るところに風鈴の音色が響く。
移動窯を利用する青空硝子工房は、色内広場で30日(土)・31日(日)、小樽のガラス作家4名の吹きガラスデモンストレーションを実施する。有料で吹きガラス体験を実施し、持ち帰ることができる。
事前に募集したグラスデザインコンテスト受賞作品のデザインを基に、ガラス作家が造形し展示する。小学生の部は、245点の中から最優秀賞をはじめ7点を、中学生の部は、74点の中から最優秀賞作品他3点を、一般の部は、15点の中から特別賞1点を展示する。29日(金)12:00から、展示会場で表彰式を実施する予定。
昨年まで実施の音楽イベント「きらめき音楽会」は、今年中止となったが、潮まつり会場にも近く、多くの観光客や市民らが、気に入ったガラスを求めて行き交い、賑わいを見せる。
◎第8回小樽がらす市