50回目の節目を迎えるおたる潮まつりの踊り練習会が、7月4日(月)13:00から、小樽市観光物産プラザ(色内2)3番庫ギャラリーで開かれた。
日本舞踊藤間流扇玉会・藤間扇玉氏と次女の扇香樹氏が講師となり、ミス潮を務める桑名貴子・寺下笑加さんが、髪を結い上げ潮の浴衣姿で登場し、潮音頭と潮踊り唄の踊りを初稽古した。
同まつりの見せ所となる潮踊りは、女踊りの潮音頭と男踊りの潮踊り唄の2曲を、交互に踊りながら市街地を練り歩く。
潮太鼓が先頭となり、ミス潮は実行委員長とともに先導する。市民を誘う手本となる踊りを踊らなければならない重要な役目だ。
藤間氏から、ひとつひとつの動作の意味も含めて説明され、扇香樹氏の手本を見ながら、練習を繰り返した。所作や踊りの基本についても指導、練習を繰り返すことで滑らかな踊りとなり、毎日、音を聞き、復習するよう伝えた。
桑名さんは、「踊ったことがなく、動画を見て練習してきた。想像以上に難しいが頑張りたい」と述べ、寺下さんは、「20年ぶりに踊り、細かい動きが覚えきれない。ひとつでも多く吸収できるように頑張りたい」と話した。
藤間氏は、「2人は、個性が対照的で良いと思う。市民にとっては、待ちに待った50年。上手い下手ではなく、市民の代表として踊り、市民に届け、若い方々に繋げてもらいたい」と期待した。
休憩を挟みながら、熱心な稽古が続けられ、50回目の記念すべきまつりのミス潮としての決意を新たにしていた。
なお、藤間氏とミス潮練習会は、7月11日(月)・12日(火)の13:00〜15:00、同3番庫ギャラリーで、23日(土)は19:00から20:30まで、都通りふれあいプラザ前で開かれ、誰でも参加可能。
問合せ:0134-32-4111 内線267 おたる潮まつり実行委員会事務局
◎第50回おたる潮まつりHP
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