マジプロ"こども食堂" 子ども達と食事楽しむ


 小樽商科大学(緑2)の授業の一環のマジプロ(小樽の活性化を本気で取り組む)の「本気MOTTAINAI」チームは、ひとり親家庭の親子を対象に昼食を提供する「こども食堂」を、6月18日(土)12:00から、小樽市総合福祉センター(富岡)3階調理室で実施。子ども16名とその保護者6名に昼食を振舞った。
kodomosyokudo1.jpg 同チームは、小樽市生活サポートセンター「たるさぽ」の協力を得て、6月1日(水)から、食べられるのに捨てられてしまう食品を集め、食べ物に困っている人や施設に届けるフードドライブの活動をスタートさせた。今後は、集めた食品を活用して「こども食堂」の実施を検討している。
 4月から始まった同センターで開かれる「ひとり親家庭学習支援事業」の参加者の親子を対象に、ごはん・生姜焼き・ポテトサラダ・粕汁・飲み物を提供した。
 9:30から、マジプロ3名をはじめ、小樽市生活サポートセンター「たるさぽ」4名、小樽ひとり親と寡婦の会4名などのボランティアが集まり、昼食の支度に協力。
 同センターで、月2回のペースで開かれる「ひとり親家庭学習支援事業」は、それぞれの学年に合わせ、理解不足な教科や問題集、ドリルの分からないところをアドバイス。現在、市内の小学1年生から中学3年生までの約30名が登録。社会人・商大生・高校生20名以上がボランティアで協力している。
kodomosyokudo2.jpg 参加者が揃ったところで、「いただきます」のあいさつをして、ボランティアスタッフも一緒に、子ども達と会話を楽しみしながら食事を味わった。参加した親子は、「美味しい」と笑顔で話した。
 同チーム代表の白戸敬登さんは、「大人数の昼食を少ない人手の中で準備したり、今回の反省点を踏まえて、7月または8月にまた開催できればと思う。子ども達が地域の方とご飯を通じて交流してもらいたい」と話した。
 たるさぽ・生活支援員の菊地英人さんは、「フードドライブで集まった食品を使って開催できればと思う。学生からマジプロ終了後も活動を続けたいと申し出があり、次の展開を検討中。協力を続けたい」と話した。
 フードドライブ(食品の回収)に協力を!
 賞味期限が記載され2週間以上あり、常温保存可能な未開封なもの、米類(米・麺類・小麦等)、乾物(のり・ふりかけなど)、保存食品(缶詰)、インスタント食品・レトルト食品、飲料(ジュース・コーヒー・お茶)などを集めている。回収期間は6月1日(水)〜30日(木)。
 受付 平日9:00〜17:00 小樽市生活サポートセンター「たるさぽ」(花園4)
    土日9:00〜17:00(6月25日を除く) 小樽市社会福祉協議会事務局(富岡1)
 問合せ:0134-33-1124・FAX:0134-33-1128 小樽市生活サポートセンター「たるさぽ」
 生活サポートセンター「たるさぽ」
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