小樽市議会第2回定例会は、市長の公用車私用疑惑問題で、安斎哲也議員の再々質問の答弁の文書をめぐり、各会派が納得できる内容を求め、6月14日(火)から空転が続き、17日(金)も再開できず、やむを得ず休会を決め、依然として異常事態が続いている。
本答弁での訂正の文面は納得できるまでに修正されたが、文面の最後に、「心より感謝を申し上げます」と書かれたことに、怒りが勃発。
訂正するだけでこれほどの時間を費やし、長時間空転させたのに「感謝」ではなく、「謝罪」だと修正を求めたが、市長はこの件について回答していない。
理事会や議会運営委員会を開き、議会再開のために調整が行われる中、17日(金)は、新たに提出された修正版について協議するため、11:15と15:00に理事会を開いた。
不完全な部分もあるが、とりあえず認めることとなったが、ここに至るまで長時間を費やし、議会を空転させたことへの謝罪を求める意見が多かったが、これまでの市長の頑なな態度から、あまり望めないとさじを投げる議員もいた。
16:00の議会運営委員会でも、各会派からの意見では、これだけ空転させたのは市長に原因があり、文面の最後にある「感謝する」のではなく、「謝罪する」ことが常識。議長も同様に謝罪を求めた。
17:45に議会運営委員会が開かれ、副市長から市長に謝罪の旨を報告したが、結論に至るまでまだ時間がかかるとのことで、本日の本会議は、やむを得ず休会となった。横田議長をはじめ各会派は、市議会運営が、己の非を認めたがらぬ森井市長のわがままから硬直状態に陥ったことを重大事と捉えた。
20日(月)10:00に理事会を開催し、それまでに回答するよう求め、市長の意向により、開会できるか議会運営委員会で決定する予定だ。
第2回定例会は、6月13日(月)から会派代表質問を開始したが、2日目の質問から空転。当初の予定では、17日(金)には、会派代表質問・一般質問・1日目の予算特別委員会までを終了するはずだったが、会派代表質問2日目の後半から休会する異常事態が続いている。今後の、会議日程は未定。
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