小樽勤労者山岳会(山田町3)恒例行事のひとつ、赤岩遊歩道の「クリーンハイク」を6月19日(日)に実施する。現在その参加者を募集している。(写真提供:小樽勤労者山岳会)
道央地区勤労者山岳連盟自然保護委員会が主催して、加盟する各地の山岳会が一斉に実施。清掃活動をしながら自然に親しめる良い機会となる。
参加希望者は、7:30に小樽駅前郵便局前のオタモイ方面バス停に集合し、オタモイ交番バス停で下車。オタモイ唐門から赤岩峠までの遊歩道に落ちているゴミを拾い集めながら、植物や景色を楽しみ自然環境の保護の意識を高める。
毎年、会員のほか一般市民の参加もあり、登山者のマナーも良く、ゴミが捨てられていることも少なくなったが、清掃活動を実施している同会の活動を周知することで、マナーを継続的に守ってもらうことも目的のひとつ。持ち物は、軍手と火バサミ。ゴミ袋は同会で用意している。
ゆっくりと散策路を楽しみながら歩き、赤岩峠で11:00頃の解散を予定している。集めたゴミは、重さを計量し記録。市が後日回収する。
同会会員の横山隆之さんは、「歩きやすい遊歩道で、植物や景色など自然を満喫し、自然保護を意識しながら楽しく過ごす機会を提供できればと思う」と参加を呼びかけた。
同会(1966年10月設立)は、今年50周年の節目を迎え、7月・8月・9月の例会では、大雪山への記念山行を企画。各会員のレベルに合わせ、五色岳を縦走しながら山に泊まるコースや、日帰りのコースも用意している。
また、10月29日(土)、小樽市観光物産プラザ(色内2)で、感謝の集いを予定し、会員やOBが参加してこれまでの歴史を振り返る。
5月に開催された25回目となる市民登山教室は、天候にも恵まれ塩谷・丸山登山を実施。有意義な時間を過ごした。
この他、6月12日(日)は、新会員向けに「岩場・ガレ場歩行訓練」を、赤岩で実施する予定。
山が好きな一般市民に、同会入会希望者も同時に募っている。安全に登山を楽しむ基本的知識や、山ならではの自然、植物、気象等について学べる機会となる。
◎小樽勤労者山岳会
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