小樽市議会(横田久俊議長)第2回定例会本会議が、6月7日(火)10:00から、市役所(花園2)議事堂で開かれた。
会期を本日7日から6月28日(火)までの22日間と決めた。これまでは各常任委員会を1日で行っていたが、委員会室使用のため、総務・経済と厚生・建設と2日間に分けて実施する。◎議会予定表
提出される議案は、平成28年度小樽市一般会計補正予算などの補正予算議案3件と小樽市報酬、費用弁償及び実費弁償条例の一部を改正する条例案(先議予定)を含む条例案7件、不動産の処分、動産の取得、工事請負契約など9件。その他、専決処分報告など。
一般会計補正予算額は、3億5,508万7,000円。特別会計では、港湾事業特別会計1億2,644万3,000円、住宅事業特別会計で2億1,250万円。3つの会計を合わせ、合計6億9,403万円の補正予算額を計上した。
森井秀明市長は、提案理由の概要を説明。その中で、一般会計の主なものは、国の平成27年度補正予算に関連し、地方創生加速化交付金の事業として、明日の小樽を支える観光イノベーション事業費2,200万円を計上。保育士確保策として市立保育所を除く市内の保育所等へ新たに就業する常勤保育士に対して被服費や家賃等の一部を助成する、保育士就労支援補助金170万円。
介護療養型医療施設に特別養護老人ホームへの転換を図るため、施設整備費用の一部を助成する、介護サービス提供基盤等整備事業費交付金1億8,798円(道補助金)。
不登校児童に対し、家庭訪問等を通じた学習支援や教育相談を行うために新たに支援員1名を配置する、不登校児童生徒支援事業費237万8,000円(道委託金)等を盛り込んだ。
港湾事業特別会計では、港町ふ頭の土地をノーススタートランスポート株式会社が購入し、これに伴い、一部国有地があり、市が買い取る購入費や水道管移設及び照明等の撤去作業費など必要経費435万9,000円。一般会計繰出金1億2,208万4,000円を計上。
住宅事業特別会計では、若竹住宅3号棟建替工事の実施に向け、移転補償費、地質調査・実施設計委託料・建物解体工事費の建替事業費2億1,250万を計上した。
共産党より議案第20号「小樽市非核港湾条例案」が提出され、同・小貫元議員が提案説明を行った。
国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部改正に伴い、議案第4号「報酬・費用弁償及び実費弁償条例の一部を訂正する条例案」について先議し、賛成多数で可決となった。
6月8日(水)から12日(日)まで休会。13日(月)・14日(火)は会派代表質問、15日(水)は一般質問を予定している。
◎小樽市議会本会議提案説明(youtube)
◎提案説明
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