森井秀明小樽市長が、自身の後援会通信を定例記者会見では「読みました」と発言し、市議会本会議では「読んでいませんでした」と、二枚舌を駆使して逃げ切りを図っている問題で、さらに混迷が広がっている。
森井市長は、新に「私に何かしら錯誤があった」との言い訳を述べたことで、市政記者クラブから4月13日付で、錯誤がなぜ起きたのかの原因および今後の対策についての見解を求められていたことに対し、市長は4月28日付で回答を寄せた。
それによると、「当日は、記者会見という限られた時間の中で行われた質疑応答であったことから、質問の趣旨をうまく掴めないまま、意図せず回答してしまったことが原因ではないかと思います」とした。
森井市長が記者会見の「読んだ」か、市議会での「読んでいなかった」のか二者択一を迫られる中で、市議会での虚偽答弁を訂正しないことにしたため、記者会見録の訂正を求めざるを得なくなった。しかし、記者や市政クラブからも会見録の訂正や注釈をつけることを拒否されたことで、「何かしらの錯誤があった」との言い訳を新に考え出し、その真意が問われていた。
事実を語る動画で世界に発信されている森井市長発言を、今度は、「錯誤だった」と嘘の上塗りを重ねて言い逃れようとするみっともない市長は、何処の誰なのか?市議会での嘘発言を取り消さない限り、森井小樽市長には、「嘘つき市長」の汚名がずっと付いて回ることになる。まさに、「過ちては改むるに憚ること勿れ」なのだけれど、自らの嘘を訂正せず、事実を訂正して嘘としようとする人の前途は極めて危ういと言わざるを得ない。
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