小樽観光ガイドマップ「もっともっとおたる」発行


 一般社団法人小樽観光協会(西條文雪会長)は、2016年度版小樽観光ガイドマップ「もっともっとおたる」を、3年ぶりに改訂し100万部を発行。より深く小樽の魅力を体感できる情報を満載。市民にとっても気になる1冊が完成した。
guidebook1.jpg 製作の方向性として、「国内で愛されない観光地に明日はない!」と、国内の観光客をターゲットに満足度を高めることを目指した。通過型観光の現状から、国内の観光客に小樽のリピーターになってもらおうと、より深い層の小樽の魅力を体感できる情報ツールとして製作した。
 完成したガイドマップは、A4版ブック型・カラー全24ページ。昨年5月末に業者向け説明会を、6月末製作業者選定コンペを実施し、7社の中から、株式会社オー・プラン(小笠原眞結美代表取締役)のデザイン案に決定した。
 より良いものにするために、小樽観光協会総合情報センター委員会(15名)を開き、3年前に発行した2013年度版「すぐそこ おたる」のガイドマップの反省点を踏まえ、練り直し、近郊に住む人にも小樽に何度でも来てもらえるよう、樽っ子に愛され続ける老舗グルメやおすすめの土産、カメラ女子必見の撮影スポット、旬が分かる魚カレンダー、編集部おすすめの1泊2日のプランを紹介するなど、前回にない情報を盛り込んだ。
guidebook2.jpg また、イメージで訴える写真を多く掲載し、小樽でどんな旅をするかわくわくする情報や、ドキドキ楽しい店舗、キラキラの小樽の夜を満喫し、地元目線で様々な観点から小樽の魅力を紹介している。103店舗が広告掲載中。
 同時に、A3版見開きマップは、英語・繁体字・簡体字・韓国語・タイ語で対応し、合計15万部発行。2色刷りでA3見開きの「オリジナルマップ」は、日本語3万部と英語1万部を発行。書き込みながら自分だけのオリジナルマップを作ったり、小樽を案内する際に必要なところを書き込んだり、修学旅行や見学旅行などの学習教材や補助ツールとしても活用できる。
 ガイドマップ表紙のQRコードからウェブ版に繋がり、スマホから冊子すべてを見ることができる。
 主な配布先は、すでに掲載店舗8万部へ配布した他、小樽市内の観光案内所、道内JR駅や交通機関、道の駅、札幌・後志エリアの宿泊施設や観光施設へなど40万部を4月中に配布する予定。
 関係者は、「市民も観光客も、ぜひ読んでもらい、知らなかったことも多く、町を歩いてもらいたい」と期待を寄せている。
 2016年度版小樽観光ガイドマップ「もっともっとおたる」
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