空転が続く小樽市議会第1回定例会は、3月2日(水)も開会されることはなかった。本日16:40から開かれた議会運営委員会で、休会を決定した。
2月29日(月)、会派代表質問が行われ、自由民主党・鈴木喜明議員の質問の途中で空転し、その後、質疑が中断したままとなっている。
中断後、理事会や議会運営委員会を開き、話し合いを進めてきたが、3日経っても、空転が続いている。
議会運営をめぐり、森井市長は、自らの対応の悪さを棚上げし、議会に責任転嫁する異例の申し入れを行ったが、これまでの市長の不誠実な態度に業を煮やしていた議会と対立。
市長は「これまで譲歩してきたので今回は譲らない」と強攻策に打って出ており、対立は深まるばかりだ。市長の解釈認識についも議会側と大きな差があり、「当日の本会議の議事録と中断後の議会運営委員会の議事録を整理し協議したい」としており、先行きは不透明だ。
本来ならば、会派代表質問は昨日で終わり、本日から一般質問が行われていたはずで、16日までの22日間を予定していたが、大幅な日程変更が迫られる事態になっている。
議会事務局は、「明日の理事会や議会運営委員会の予定も全く分からない」とし、先行きの見通しは立っていない。市長と議会のがっぷり組んだ四つ相撲。土俵上で膠着したまま、新年度予算などの審議もできずに、時間だけが過ぎてゆく。
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