2月5日から10日間の日程で開かれていた小樽の冬を代表するイベント「第18回小樽雪あかりの路」が、2月14日(日)に幕を閉じた。
来場者数は、前回より48,000人増の54万4,000人となったと、15日(月)に、同実行委員会事務局が公表した。
その総括によると、2011(平成23)年開催の第13回(57万3,000人)以来の50万超えとなり、盛況となった。本イベントのねらいの1つである経済波及効果に寄与したとした。
来場者が増加した理由として、14日(最終日)の雨以外は、全日程好天に恵まれたことや、春節(旧正月)と重なり、中国をはじめとするアジア圏の観光客が多く、ニセコエリアへのポスターやガイドマップの配布などにより、外国人観光客の来場者も昨年以上に目立ったことなどが要因としている。
市内宿泊施設は、外国人観光客が増加し、同期間中の稼働率は良好であった。
ろうそく使用本数は、メーン会場で約4万本、準メーン会場で約1万本、あかりの路会場や90箇所のろうそく販売所などで約7万本。合計約12万本。
ボランティアについては、おもてなしボランティアの会・小樽観光ガイドクラブ・緑のまちづくりの会・杜のつどい・青年会議所・北海道建築士会、韓国OKOVO・中国eVOLの海外ボランティア・日本人学生ボランティア橙など、10日間でのべ2,419人。日本人学生ボランティアは、過去最多の17人。また、市内高校生249人と松ヶ枝中学校の生徒11人、札幌大谷大学も参加し、大きな力を発揮した。
今年8回目となるバックヤードツアーは、5日間開催し、161人が参加した。花園銀座商店街主催の「おたべるトクトク体験キップ」は326枚販売した。
その他、市立小樽美術館では、小樽市文化団体協議会が雪あかりとジョイント事業を実施し、雪あかりの路写真展も開かれ、761人が来場した。
小樽がらす市やオールディーズライブなど、各地で催し物が開かれ賑わった。
15日(月)18:00からかもめ亭で、参加したボランティアのお別れ会を実施し、労をねぎらい交流を深める。
◎小樽雪あかりの路HP
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