小樽雪あかりの路のオフィシャルイベントのひとつ、会場周辺を散策する「バックヤードツアー」が開かれた。
JR小樽駅前でチラシを配布するなどPRにも力を入れ、道内外の観光客に人気を呼んでいる。今年で8回目を迎え、昨年は192名の参加があった。
2月6日(土)・7日(日)・11日(木)・13日(土)・14日(日)の5日間、15:00から16:00までに、ホテルヴィブラントオタル(色内1)に集合し、5・6人ごとに随時出発。1時間ほどかけて見て回り、再び同ホテルに戻り、アンケートに協力してもらい、今後の運営に役立てている。
このツアーは、雪あかりの路の灯りが点る前の会場周辺を、小樽の歴史や知識を有するおたる案内人約30名が日替わりでボランティアガイドを務める。
ガイドとサブガイドの2名が班を作り、メーン会場の運河や手宮会場周辺の町並みや歴史的建造物を案内する。また、雪あかりボランティアのオブジェを手直しする作業や、小樽観光ガイドクラブによるワックスボウルの製作を見学。スノーキャンドルの製作は希望があれば体験できる。
初日の6日(土)は53名、7日(日)は33名。3日目の11日(木)は、九州や香港、札幌などの子ども3名を含む39名が参加。穏やかな天気に恵まれ8班に分かれて開かれた。
香港で日本語を勉強しているリュウ・フイエイさん(25)は、「祭りだけ見るより、ツアーに参加すれば裏面も知ることができ良かった。小樽には沢山の銀行があった。運河も良った」と満足した様子だった。
おたる案内人の岩崎迪さんは、「明るい内に会場を見て見当をつけ、暗くなってからその場所へ行き楽しめる。建造物の説明も聞け、気軽に参加してもらいたい」と話した。
なお、13日(土)・14日(日)16:00から19:30まで、手宮線会場色内広場内のスノーオブジェを製作体験するコーナーでは、1人300円で、ベテランボランティアの指導の下、スノーオブジェを製作し、ろうそくを点すことができる。ミニワックスボウル・浮き球キャンドル・キャンドルプレートのどれか1つ土産付き。
バックヤードツアー 2月13日(土)・14日(日)15:00〜16:00
ホテルヴィブラントオタル(色内1)に集合 参加無料
◎小樽雪あかりの路
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