第18回小樽雪あかりの路」が、2月5日(金)から14日(日)まで10日間の日程で始まる。
それに合わせ、会場の幻想的な灯を灯す展示用ワックスボウルの製作が、市立小樽美術館(色内1)1階の作業室で、1月14日(木)から始まっており、20日(水)も熱心な作業が重ねられていた。
ボランティア団体・おたる緑のまちづくりの会(佐々木清志会長)のメンバー8名と一般ボランティアが集まり、使用済みのロウソクを再利用し、200個を目標に丹精込めて製作に励んでいる。
平日の13:00から16:00まで作業が行われ、当番は11:00からロウソクの入っている大きな鍋に火をつけ2時間かけて溶かし、13:00からの作業に間に合わせている。
20日は、同会メンバー6名と一般ボランティア1名で、13:00から15:30まで作業が行われた。この作業を始めて10年以上のベテランが揃い、膨らませた風船をロウに100回以上繰り返し浸す係と、整形したワックスボウルに、会員らが春から集めた押し葉や押し花を貼り付ける係に分けて作業が進められた。
赤や黄色・緑色の押し葉や、紫色などの押し花で彩り良く飾られ、次々と仕上げられた。
3年前から作業を手伝うボランティアの女性は、春に咲くレンギョウや庭に咲いたブーゲンビリアなど沢山の自家製押し花を提供。「会場で自分が作ったワックスボウルを見つけると嬉しい」と話した。
これまでに、115個が完成し、20日は20個が完成。後4日間ほどで目標数を達成できる予定だ。
同会は、手宮線会場で「ワックスボウルの森」を担当し、会場設営から当日の灯を灯すなど、活動が続く。12月には、販売用のワックスボウルを芳川商会で約80個製作している。
同メンバーは、「春から花や葉を押し花にしたり、楽しみながら行っている。灯が灯されたワックスボウルを見ると感動が広がる」と話した。
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