小樽市議会(横田久俊議長)の第4回定例会が、12月2日(水)10:00から、市議会本会議場で開会。会期は、12月2日(水)から18日(金)までの17日間と決定した。
第4回定例会に提出の予定議案は、平成27年度一般会計補正予算をはじめとする補正予算議案4件を含む議案20件と、本日、共産党から非核港湾条例案が提出された。
小樽市公平委員会委員・固定資産評価審査委員会委員の選任と人権擁護委員候補者の推薦についての人事案件は、本会議の最終日に提案する予定。
森井秀明市長から、上程された各案件について提案理由が説明された。
今年の夏、おたるドリームビーチ海水浴場が開設されず、「駐車場使用料」を減額し、「銭函3丁目駐車場管理費」と「海水浴場対策委員会補助金」を減額、北海道後期高齢者医療広域連合への「療養給付費負担金」についても減額したことから、一般会計における補正額は、1,147万8,000円の減となり、財政規模は571億7,235万8,000円となった。
補正予定案の増額分は、学校編成に伴う稲穂小学校児童の増加が見込まれることから「教室改修事業費」や、社会保障・税番号制度の導入に伴う「システム整備事業費」を計上。市政へ「市民参加」を促進するため、各種審議会等における「市民公募委員登録制度」を導入し、「自治基本条例促進等事業費」を計上した。
年度をまたぐ端境期(はざかいき)対策として、工事の早期発注を図るための臨時指導整備事業費や、消防署オタモイ出張所(仮称)の建設工事費のほか、張碓小学校のスクールバス運行経費、水泳教室開催経費を計上した。
市長から、平成27年9月2日に提出した第3回定例会議案17号の「平成26年度小樽市水道事業剰余金の処分及び決算認定について」、「自己資本金への組入」とすべきところを、「減額積立金に積立」としたことを訂正。各会派及び無所属議員が承認に賛成した。◎市長訂正理由説明
7日(月)・8日(火)に会派代表質問。9日(水)に一般質問。10日(木)から14日(月)まで予算特別委員会、15日(火)各常任委員会、16日(水)学校適正配置等特別委員会、18日(金)本会議を予定している。
各会派は、これまでの質疑での度重なる議会無視の森井市長の不誠実な答弁に、苛立ちが限界点に達しており、市長の答弁次第では、さらなる対応が迫られることになりそうだ。
◎議会予定表
◎予算案総括表等
◎予算案の概要
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