北海道新幹線PR 横断幕とカウントダウンや動画放映

 北海道新幹線建設促進小樽期成会(山本秀明会長)は、北海道新幹線市民啓発事業のプレス発表を、12月22日(火)10:30から、小樽経済センター(稲穂2)5階会議室で開き、市民啓発用の北海道新幹線をPRする横断幕とデジタルサイネージによるカウントダウン、動画放映を開始した。
 山本会長は、「いよいよ北海道新幹線が開業するにあたり、小樽回りで札幌へ延伸し、私達の将来に向け、今まで取り組んできたことが有効に機能し、大きな成果を生み出してもらいたい」と話した。
shinkansenkeihatsu1.jpg 同会は、2016年3月26日開業の北海道新幹線新・青森ー新函館北斗間に合わせ、新幹線の産業進行や道外観光客増等による経済波及効果が、大きく北海道地域に活力をもたらすもととして、大きな期待を寄せる中、啓発ミーティングを重ね、従来の横断幕を更新し、思考を凝らした札幌延伸に向けたカウントダウンボードを設置する市民啓発事業を実施した。
 同会・中野豊座長(副会長)が概要を説明。JR南小樽駅ホーム壁の2007(平成19)年2月から設置(一部シールで更新)の横断幕を、デザインを一新した横断幕(幅14,430mm×高さ4,350m)に替えた。
 横断幕のコンセプトは、2030年度末に天神地区に新小樽駅を開業し、小樽から東京まで約5時間をPRし、新幹線の車両デザインは、エメラルドグリーンとホワイト、北海道新幹線としてのラベンダー色を特徴としている。JR築港駅にも、3,600mm×3,600mmの看板をこのほど新設した。
shinkansenkeihatsu2.jpg デジタルサイネージ(電子看板)によるカウントダウンは、年と月を自動カウントし、市民11名による新幹線への期待の声を集め、新小樽駅の場所を1分30秒ほどに編集した動画を放映している。
 デジタルサイネージ設置場所は、JR小樽駅・駅なかマートタルシェ・運河プラザ・梁川通商店街(中央市場)・サンモール一番街(ニュー三幸)・小樽商科大学生協に設置。今後、市内各金融機関、ホテル、病院等に、配信を予定している。
 横断幕とデジタルサイネージは、21日(月)に工事が完了し、順次放映中。動画は、商工会議所イベントやHPで公開し、YouTubeでも閲覧できる。
 今年12月創刊のフリーペーパー「小樽チャンネル」(株式会社K2発行)の来年1月号に、北海道新幹線新小樽(仮称)駅の開業に向けての記事が掲載される予定。
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