ダンスうんどう塾(本部小樽・小林英夫塾長)は、12月1日(火)から3日(木)までの3日間、小樽運河プラザ(色内2)3番庫ギャラリーで、「ロシア・ダンス交流30年のあゆみ 未来へつづく!」と題して、これまでの交流の中で交換した絵画や記念誌など約1,000点を展示する。
ロシアの市民生活品や文化・芸術に触れられ、先着30名に「サモワール」で沸かしたロシア紅茶を無料で提供。簡単な日常で使う言葉を学ぶ、日本ユーラシア協会小樽支部による「ロシア語ミニ講座」コーナーを設置するなど、来年迎える小樽・ナホトカ姉妹都市交流50周年記念を支援するイベントとして開催する。
1985(昭和60)年にナホトカ市から「市民友好の船」が来樽し、小林氏がダンスを披露した。出席していたナホトカ市ダンス指導者ナタリア・アンドレーエヴァ氏からナホトカ市で開催のダンスコンクールへの招待状が届いたのをきっかけに、姉妹都市とダンス交流を続け、30年の節目を迎えた。
小林氏はナホトカ市から、1990(平成2)年に名誉市民証明書、2000(平成12)年に名誉勲章が贈られるなど、社交ダンスの交流に尽力してきた。今後もロシアと小樽が末永く、文化・芸術などの相互友好交流が継続されることを願っている。
日本のダンススポーツの最高峰「第35回三笠宮杯全日本ダンススポーツ選手権」(10月11日・東京体育館開催)で、小樽出身の久保田弓椰さん(24)・蘭羅さん(23)兄妹が、ラテン部門で8連覇を達成する偉業を果たした。妹の蘭羅さんが結婚のため引退し、カップルを解散している。
開会式で、兄の弓椰さんとロシア(ババロフスク)のビクトリア・セルミヤギナさん(19)の新しい国際カップル誕生を発表し、ダンスを披露する予定。弓椰さんとビクトリアさんは、ダンスを通じてこれまでも交流があり、ビクトリアさんにカップルを依頼したところ承諾された。今後、ビクトリアさんは、札幌・富山・ババロフスクを拠点に、活動する予定。
小林氏は、「ロシアのレベルは最高で、日本の競技レベルをアップさせ、意識を改革することを狙いとしている。今後、相互の交流を拡大し、日ロの国際カップル育成へ繋げたい」と期待を寄せている。
弓椰さんとビクトリアさんカップルのデビュー戦は、12月13日(日)開催の「沖縄グランプリ」で、優勝を狙い出場を予定している。(写真提供:ダンスうんどう塾)
ロシア・ダンス交流30年のあゆみ 未来へつづく!
12月1日(火)〜3日(木)10:00〜18:00
小樽運河プラザ(色内2)3番庫ギャラリー・入場無料
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