小樽の秋しゃこを堪能する「第8回小樽しゃこ祭」が、11月21日(土)・22日(日)に、メイン会場のおたるマリン広場(港町5)と、サブ会場の観光船待合室(港町4)と運河プラザ(色内2)3番庫で開かれる。
小樽沿岸の伝統的な秋しゃこ漁で獲れる自慢のしゃこは、他では見られない大ぶりで美味。小樽観光の起爆剤にしようと、知名度アップとブランド化を目指し、小樽の地域活性化に寄与することを目的として、小樽しゃこ祭実行委員会(館山信治委員長)と小樽市漁業組合が主催する。
今年も小樽産の秋しゃこ3万5千尾を用意。漁協・青年部や女性部による、会場で茹でたり、しゃこ入り浜鍋の実演販売は、毎年長蛇の列ができるほどの人気。昨年は、雪まじりのあいにくの空模様の中、3万2千人が来場している。
メイン会場のおたるマリン広場では、販売ブーステント内で、しゃこを使った漁協を含む市内の飲食店23店舗のしゃこカレーやパエリアなど、オジリナル料理が味わえる。漁協青年部のアワビやホタテ・タコ、しゃこを使った甘酒や、漁協女性部によるしゃこ弁当も楽しみ。
東海大学海洋生物学科では、昨年に続き、活しゃこを展示し、しゃこに触れたり、クイズで会場を盛り上げる。
小樽商業高等学校の小樽商業活性化委員会(高橋代表)は、13日(金)・14日(土)の本祭前プレイベントと、本祭21日(土)・22日(日)の4日間、同校の商業研究部・放送局・文化研究同好会の有志15~20名が協力する予定。
プレイベントは、ウイングベイ小樽(築港11)5番街ネイチャーチャンバーで、「しゃこ祭」のPRを目的に、放送部製作のCMを放映する。活しゃこの生態展示やしゃこ次郎クイズ・しゃこ学習会、市内の保育所・保育園・幼稚園43ヶ所にあらかじめ配布し回収したぬりえ1,000枚を展示。
今回、ぬりえの台紙は、小樽高等支援学校生が牛乳パックから作った再生紙を使い、商業高校生が図柄をデザインした。
人気のしゃこまるごと1尾入りのせんべいは、1日300枚限定で販売。1枚200円のところ、小学生以下は150円で販売する。
しゃこ次郎缶バッチキャンペーンは、ウインベイ小樽や都通り・堺町通り・新南樽市場などの加盟店舗20店舗以上での割引や特典がついている。缶バッチ1日500個限定で配布する。
新たな取り組みとして、小樽高等支援学校と連携してオジリナルグッズを販売。商業高校学生がデザインし同支援学校生が半年前から製作。道産木材を使用したヘラやストラップ、クリアファイルなどを販売する。
本祭では、観光船待合室で、しゃこせんべい1日600枚限定、しゃこ次郎缶バッチ1日500個限定で配布。運河プラザ3番庫では、しゃこ次郎ぬりえやしゃこ次郎クイズ、高等支援学校とのオジリナルグッズを販売。しゃこ次郎缶バッチにおいては、子どもは無料とし、協賛金箱を設置している(1口100円)。
第8回小樽しゃこ祭~シーフードマーケット~
11月21日(土)〜22日(日)10:00〜15:00
メイン会場:おたるマリン広場、サブ会場:観光船待合室・運河プラザ3番庫
◎第8回小樽しゃこ祭
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