小樽市議会(横田久俊議長)の第3回定例会が、9月2日(水)10:00から、市議会本会議場で開会。会期は、9月2日(水)から18日(金)までの17日間と決定した。
第3回定例会に提出の予定議案は、平成27年度一般会計補正予算をはじめとする補正予算議案5件を含む議案26件。本日、副市長選任議案と、共産党から非核港湾条例案が提出された。
人事案件の小樽市教育委員会委員の任命や小樽市固定資産評価審査委員会委員の選任についての2件の追加予定議案があり、本会議の最終日に提案を予定している。
森井秀明市長から、上程された各案件について提案理由の概要が説明された。
平成27年度一般会計補正予算の主なもととして、国や道などから超過交付となった国庫支出金等の返還金や、参与報酬、社会保障、税番号制度システム整備費、除排雪経費については、除雪出動基準の見直し(降雪15cmを10cm)の試行や除雪拠点(ステーション)の増設、ガタガタ路面の補整などに係わる経費で、除排雪関係費8億7,000万円、ロードヒーティング関係費2億5,900万円の計11億2,900万円の増額補正費を計上した。
国の緊急経済対策の1つとして創設した新交付金「水産ブランド化推進事業費」を365万円増額して拡充。新たに「まちなか観光にぎわいづくり調査事業費」2,400万円を計上。中心市街地における国内外観光客の動態調査と運河プラザを拠点とした地域情報発信や地場産品普及など機能の強化を図るためとした。
平成27年度一般会計補正予算は、歳入歳出ともに15億7,409万4,000円の増となり、財政規模は、571億8,667万4,000円となった。
空席となっていた副市長に、市のOBの中村浩氏の選任議案を提出した。市議会各派やマスコミに対しても、「議会で説明する」と言い張った森井市長が選任した理由等をどう述べるか、議員の同意が得られるか審議の行方に注目が集まる。
7日(月)・8日(火)に会派代表質問、9日(水)に一般質問。10日(木)・11日(金)・14日(月)に予算特別委員会。15日(火)各常任委員会、16日(木)学校適正配置等調査特別委員会、18日(金)に本会議を予定している。
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