にっぽん丸飛んでクルーズ10周年 ウエルカム・フェスタ


 商船三井客船株式会社所有のにっぽん丸(小林求代表取締役社長・本社東京)に乗船して、北海道の豊かな自然と食を楽しむ小樽発着3泊4日の「飛んでクルーズ北海道」が、今年10周年を迎え、同社と小樽市が共同で様々なイベントを企画する。
 2015年の同プラン(利尻・羅臼又は礼文・羅臼)の運航は、8月26日(水)に小樽港へ入港するAコースから29日(土)のBコース・9月1日(火)のCコース・7日(月)のDコースまでの4コースを運航。
 29日(土)の入港後に、小樽港第3号ふ頭基部(おたるマリン広場)を会場に、小樽クルーズ・ウエルカム・フェスタ(小樽港クルーズ推進協議会主催)を、11:00から出港する18:00まで開催する。
0824nipponmaru.jpg 11:00の入港時には、ヨサコイ演舞に合わせ、ミス小樽・ゆるキャラによる出迎え、18:00の出港時には、小樽潮太鼓保存会の打演に合わせ、テープ投げによる見送りを予定している。
 11:30からの特設ステージでは、札幌・小樽などのアマチュアバンド・ダンスグループ11組がパフォーマンスを披露し、小樽・積丹のゆるキャラが集合してステージを盛り上げる。
 販売ブースでは、小樽や北しりべしの特産品を販売。小樽・積丹・余市の観光協会や余市紅志高校農業クラブも出店。また、小樽商工会議所主催の「コンテナカフェ」もオープンする予定。
 飲食ブースは、小樽ビールや小樽あんかけ焼きそば親衛隊、ネーザーランドが出店し、市民グループによる山菜ごはん・けんちん汁・焼き鳥などを提供する。
 骨董品や手作り雑貨のマーケット、小樽商科大学による茶道やバルーンアート、アクセサリー製作体験会や写真部による作品の展示販売を行うなど、盛りだくさん。
 ツアー期間中、小樽駅から第3号ふ頭まで「飛んでクルーズ北海道10周年」ののぼり50本を掲揚して歓迎ムードを高め、小樽港クルース推進協議会から、全乗船客に記念品(にっぽん丸マグネット・小樽四季のポストカード・市長からのメッセージカード)をプレゼントする。
 北海道クルーズ振興協議会(北海道運輸局主催)と連携し、9月1日(火)13:30から16:00まで、市民船内見学会(参加募集は終了)を実施し、大阪府立大学21世紀科学研究機構特任教授の池田良穂氏を講師に迎え、「世界で人気沸騰中のクルーズの楽しさ」をテーマに、セミナーを開く。
 2006(平成18)年に、まず飛行機を利用し、小樽港からにっぽん丸(全長166.6m・総トン数22,472トン・船客定員202室524名)に乗船する、フライ&クルーズ「飛んでクルーズ北海道」として、日本で初めて実施し、今年で10周年となる。
 2008(平成20)年には、日本外航客船協会主催の「クルーズ・オブ・ザ・イヤー」第1回グランプリを受賞し、同年、すべてのクルーズが満室で、初乗船者が74%を占め、新たなマーケット開拓と地域活性化に貢献し、その後も人気のクルーズとなっている。
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