7月24日(金)から26日(日)の日程で開催される第49回小樽潮まつりのメインとなる潮踊りの初稽古が、6日(月)13:00から運河プラザ(色内2)3番庫ギャラリーで開かれ、日本舞踊藤間流扇玉会・藤間扇玉氏に、ミス潮の眞田夏奈衣さんと菅真奈美さんが指導を受けた。
髪を結い、潮まつりの浴衣を着て、本番さながらの姿で登場したミス潮の2人は、先生の扇玉氏と次女の扇香樹さんに、まつりの重要なポイントとなる「潮ねりこみ」を盛り上げるため、踊りの手ほどきを受けた。
潮踊りは、まつり初日に、まつりの始まりを知らせるため街中を踊り歩く「潮ふれこみ」と、2日目の町内会や学校・企業など、約6,000人がチームで参加し、市内中心部から小樽港第3号ふ頭基部のまつり会場までを練り歩く「潮ねりこみ」が行われる。小樽潮太鼓の演奏を踊りの先頭に、ミス潮は、同実行委員長とともにねりこみの先導役を務めることとなる。
ミス潮の眞田さんは日本舞踊を習い、一昨年まで藤間氏の後で、6年間ねりこみに参加した経験がある。一方、菅さんも、小樽っ子で、「ドンドコざぶーん」の曲を子どもの頃から聞き、踊りに親しんでおり、練習はスムーズに進められた。
女踊りの潮音頭と男踊りの潮踊り唄の2曲の踊りのポイントを細かく説明され、同氏の手本を見ながら、熱心に練習に励んでいた。
眞田さんは、「先頭で踊り、見ている人に踊りで小樽の風景を感じてもらいたい」と話し、菅さんは、「天狗山や波をイメージすることを教わり、感じながら踊り、指先まで心を込めて踊りたい」と話した。
藤間氏は、「眞田さんは弟子で、菅さんは、初めてだが覚えが早く上手に踊っている。ミス潮は、先頭で梯団を誘導する。正確に元気良く明るく踊ってもらいたい」と期待した。
休憩を挟みながら、熱心な稽古が続けられ、ミス潮としての決意を新たにしていた。
藤間扇玉先生による潮音頭・潮踊り唄の公開指導 参加無料
①7月13日(月)13:00〜15:00 運河プラザ3番庫ギャラリー
②7月14日(火)13:00〜15:00 運河プラザ3番庫ギャラリー
③7月18日(土)19:00〜20:30 都通りふれあいプラザ前
問合せ:0134-32-4111内線267 実行委員会事務局(観光振興室)
◎第49回潮まつりHP
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