わずか就任1ヶ月半!市長・市議に高額ボーナス支給?


 4月の統一地方選挙で当選した市長・市議会議員に、わずか就任1ヶ月半で、夏のボーナスが6月15日(月)に支給された。
 6月15日は、市役所の夏のボーナス(期末勤勉手当)支給日。市長含む市役所職員1,685名に総額11億2,500万円(昨年度は10億6,700万円)が支給された。
0617otarucity.jpg 今回の支給率は、給料月額の1.975ヵ月分(期末手当1.225ヶ月+勤勉手当0.75ヵ月)。一般職員1,684人の平均支給額は、667,540円だった。
 この中で注目されるのは、4月の統一地方選挙で当選した市長・市議会議員への支給だ。市長等の就任月日は4月30日で、6月15日までは、就任わずか1ヶ月半でしかないにも関わらず、民間ではとても考えられない高額のボーナスが支給された。
 特別職の市長は、15%の独自削減を行っているが、森井秀明市長には594,076円が支給された。
 市議会議員には、横田久俊議長(自民)1,265,580円、高橋克幸副議長(公明)1,142,340円、その他議員に、平均で822,503円が支給された。
 小樽市の財政は火の車で、他会計から42億円もの多額の借入れがあり、財政調整基金を取り崩すことで、ようやく辻褄をとっている。山田勝麿元市長は「小樽は日本一の貧乏都市」と公言していた。
 財布が空っぽなのに、就任わずか1ヵ月半で、市長・市議会議員に大盤振る舞いをする、親方日の丸の能天気さだ。
 しかも、小樽市議会は、長年にわたって午後1:00からの午後から議会が常態化している。国会でも午前9:00から午後5:00までなのに、貧乏都市の市議会は、午後1:00から5:00となっており、他都市の半分も働いていないのが実態だ。(関連記事1 関連記事2)
 わずか1ヶ月半で、大金を懐に入れられる市長・市議会議員は、小樽市では特別な存在となっており、市民の怒りを高めることになろう。
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