硝子の街小樽に、硝子工房やショップが一堂に会す「第7回小樽がらす市」が、7月24日(金)から26日(日)のおたる潮まつりの日程に合わせ、今年も開催される。
硝子製品の展示販売や制作体験、青空硝子工房、グラスデザインコンテスト、音楽会や抽選会、飲食ブースなどを盛りだくさんに用意している。主催は小樽がらす市実行委員会(木村直樹実行委員長)。
今年度は、市内20社と、遠くは東京都小笠原村や愛知県名古屋市など市外17社の37社が出店する。昨年度は、最多の42社だった。
小樽の硝子作家の手造り商品とそれ以外の商品を取り扱う店舗を、来場者に分かりやすくするために、社名板やチラシにアイコンを表示するとした。
全国的にも珍しい移動窯を利用して、25日(土)・26日(日)の両日、色内広場で、屋外吹きがらすの制作体験(有料)と、小樽を代表する硝子作家4名による吹き硝子デモンストレーションを実施する。
また、市内の小中学生と一般を対象に公募した、グラスデザインコンテスト応募の中から、最優秀賞・優秀賞・デザイン賞(一般の部のみ)の入賞作品15点を、市内の硝子工房で再現して展示する。会場を、多くの人が楽しめるよう色内広場から手宮線沿いの中央に移動した。
小樽ゆかりのミュージシャンが登場する「きらめき音楽会」も開催し、各日3名のアーティストが美声を響かせる。
旧手宮線では、涼しげな風鈴の音色が響き、毎年、撮影場所としても人気のスポットである、長さ20mの風鈴トンネルが設置される。昨年度から小樽商科大学小樽笑点のメンバーが、風鈴ライトアップを実施。今年は、同実行委員会が引き継ぎ、開催期間中の実施を予定し、多くの来場者を見込んでいる。
第7回小樽がらす市 7月24日(金)12:00〜21:00、25日(土)・26日(日)10:00〜21:00
会場:旧国鉄手宮線・色内広場
問合せ:0134-32-4111 内線263 小樽がらす市実行委員会事務局
◎小樽がらす市HP
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