小樽三大祭りの水天宮例大祭に続く、第2弾の龍宮神社例大祭が、6月20日(土)から3日間の日程で始まった。
快晴下、梁川通りから龍宮神社境内まで、多くの露店が軒を並べ、家族連れが繰り出し賑わっていた。境内では、恒例のカラオケ大会などが開かれ、開祖の榎本武揚像が見守る中、境内は多くの参詣客が繰り出していた。
水天宮・龍宮神社・住吉神社の小樽三大祭りは、小樽市民に愛されてきた。小樽の開発に大きな足跡を残している榎本武揚が力を尽くし、梁川通りなどにその名が残っているが、その通りには、祭り特有の露店が立ち並び子供達の夢を追う場となっていた。
祭りの中日の21日(日)には、神輿渡御が行われ、夏まつりのハイライトを迎える。7月になると小樽三大祭りのトリを受け持つ住吉神社の”小樽祭り”が行われ、小樽の短い夏祭りの最後を告げる。
北の都の小樽三大神社の夏祭りが、次々と開かれるとともに、小樽の短い夏が過ぎ去っていく。夏祭りの笛や太鼓の音とともに、短い小樽の夏が移ろっていく。