小樽商工会議所女性会(新倉敬子会長)は、観光客や市民に花のある光景を楽しんでもらおうと、6月5日(金)10:00から、小樽運河中央橋・運河クルーズ発着場で、「ウエルカムフラワー(花植え)事業」を実施した。
あいにくの雨の中、会員6名が雨具姿で参加。10個のプランターに土や肥料を入れ、ゼラニウム3株とバコバ1株ずつを彩り良く植える作業を行った。
同会は、地域で営む会員企業の女性経営者が集まり、女性ならではの視点で、小樽を楽しく・明るく・住みよい街にし、地域経済の振興発展に寄与することを目的として活動。各地の商工会議所女性会や女性団体と交流を図っている。
花植えも活動の一環で、2014(平成26)年度からはじめ、今年度2回目となる。昨年に続き、運河クルーズの発着場にプランターを設置し、同職員からも感謝され、訪れる観光客や市民の目を楽しませている。
ゼラニウムは、比較的乾燥に強くずっと花を付け、バコバは、這うように伸び、枝分かれをして密に花を咲かせ、どちらも寒くなる秋まで楽しむことができる。
市内で唯一園芸福祉士の資格を持つ新倉会長は、「色彩豊かな花を植え、観光客に和んでもらいたい。花を見て会話が生まれ交流してもらいたい。小樽市のために力になれればと思う」と話した。
綺麗に植えられたプランター10個を発着場に設置し、作業は終了した。
今後の水やりなどの世話は、運河クルーズ船発着場の職員によって行われ、秋まで花が咲き続け、運河と花の風景を楽しめる。
◎小樽商工会議所女性会