6月1日から7日までの「水道週間」に合わせ、小樽市は、6月2日(火)10:00から16:00まで、長崎屋小樽店(稲穂2)1階公共プラザで、イベントを実施した。小樽市水道局職員6名が対応した。
第57回水道週間は、厚生労働省、都道府県をはじめ各市町村が「水道週間」の趣旨に賛同し、関係者が連携して広報活動等を重点的に実施する。水道についての理解と関心を高め、公衆衛生の向上と生活環境の改善を図るとともに、水道事業のさらなる発展に資することを目的として毎年行われている。
会場では、水道についての相談コーナーを設置し、水道に関する歴史や余市川水源取水堰堤(赤井川村)や天神浄水場などの関連施設等を紹介するパネル20枚を展示。ポケットティッシュとペットボトル「小樽の水」の配布物120個を用意し、買い物客らにアンケートの協力を募り配布した。
日頃気になっている水道に関する相談を受け付け、毎年約10件ほどの相談がある。本日は、蛇口からの水漏れの相談があり、パッキン交換で対応。借家での赤水の件についての相談もあった。
アンケートでは、水道水やペットボトル「小樽の水」に関する質問や、小樽市の水道に関する意見や要望を募った。
パネル展では、2014年に水道創設100周年、下水道60周年を迎えた小樽の水道の歴史に触れ、水道用の水源として重要な役割を果たしていた100年前の奥沢ダムの工事の様子や完成時、ろ過施設、現在の奥沢水源地の様子と合わせ展示。
また、市民から「水すだれ」と呼ばれ親しまれている階段式溢流路(いつりゅうろ)についてや、カラフルな消火栓、清潔な水を配給する目的で設置された水道共用栓は、レプリカも含め市内5つを紹介している。
買い物客らは、水道に関するパネルに足を止めて見入っていた。
今年度の階段式溢流路の一般開放は、2回に分けて実施。1回目は、4月25日(土)から5月10日(日)に行なわれ、2回目は7月から9月までを予定し、開放日が決まり次第、水道局HPで知らせる。水道に関する相談は、水道局サービス課(0134-22-8114)まで。
◎小樽市水道局HP
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