小樽観光ガイドマップ2016! コンペ説明会


 小樽観光ガイドマップの改訂期を迎え、小樽観光協会総合情報センター(久末智章委員長)は、新たに2016年度版を製作する。
 それに伴い、企画・製作業者選定のデザインコンペを、6月25日(木)に実施するにあたり、5月29日(金)13:00から新倉屋花園本店(花園1)2階会議室で、コンペ説明会を実施した。
 市内3社を含む11社の広告・印刷会社が同説明会に出席し、観光ガイドマップの方向性や、製作仕様等の概要を説明した。
 冒頭、久末委員長は、「近年、日本人観光客は増えている状態ではなく、”まだまだあるおたる”をテーマに、今回改訂するマップには、9、10回来ても小樽って楽しいよね!と言えるようなガイドブックを作りたい。本当の意味での小樽ファンを作り、飽きられる観光地にはしたくない」と熱意を語った。
otaruguidebook.jpg 小樽観光ガイドマップ2016年は、小樽を訪れる観光客向けのガイドブックで、小樽の魅力を体感できる情報ツールとして製作する。
 前回の2013年版「すぐそこおたる2015」は、B5版18ページで100万部を発行している。今回は、サイズをA4版ブック型に変更し、全16〜24ページを予定し、年度内に100万部発行。
 完成したガイドマップをHPに掲載するための処理をしたPDFデータを提供、電子書籍掲載対応とした。予算額1,000万円(税別)。ガイドページ・地図ページ・広告ページで構成する。(前回広告実績108件)。外国語(英語・繁体字・簡体字・韓国語・タイ語)15万部。
 また、書き込みながら自分だけのオリジナルマップを作る「自分だけマップ(仮称)」は、A3版見開きで、日本語3万部・英語1万部を予定している。
 担当者は、「年間744万人の観光客が訪れ、運河や堺町通りを散策し、ガラスを見て寿司を食べる定番のコースが多い中、まだまだ小樽には奥深さがあり、見る・買う・食べるにとどまらない、多くの感動の可能性を持っている。体感する感動は、何度も訪れたいと思う持続性があり、人にも伝えたくなり、リピーターを増やすことが国内観光客を増やすことになり、未だに発信されていない情報にスポットを当て、このガイドマップが次の小樽観光のブームのネタを作り出すもの」と期待を寄せている。
 コンペ参加申込の締切は、6月8日(月)で、25日(木)に一次選考、7月3日(金)に二次選考、6日(月)に選考結果を発表する。
 小樽観光ガイドマップ2016 企画製作概要
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