2月25日(水)から開かれた第1回定例小樽市議会は、3月16日(月)13:00から本会議を再開し、平成27年度小樽市病院事業会計予算などの予算案や条例改正案など53件を可決し、専決処分報告の平成26年度小樽市港湾整備事業特別会計補正予算と平成26年度小樽市一般会計補正予算の2件を承認し、20日間の幕を閉じた。
本定例会で審議した議案58件は、平成27年度小樽市一般会計予算や平成27年度小樽市港湾整備事業特別会計予算などの予算に関する議案21件と、小樽市青少年問題協議会条例案や小樽市住居表示整備審議会条例の一部を改正する条例案など22件、定住自立圏の形成に関する協定の変更についてなどその他の議案7件。
承認を求める専決処分報告では、平成26年度小樽市港湾整備事業特別会計補正予算において管理経費に係る予算を措置するために専決処分したものや、除排雪関係経費及びロードヒーティング関係経費に係る予算を措置するために専決処分した2件を報告。
修正案の平成27年度小樽市一般会計予算と小樽市いじめ防止対策推進条例案の2件は否決。また、共産党から提出された「非核港湾条例案」も否決された。
国や道に求める意見書案は、年金積立金の専ら被保険者の利益のための安全かつ確実な運用に関する意見書案や労働者保護ルール改悪反対を求める意見書案、TPP交渉から撤退することを求める意見書案など5件を否決し、ドクターヘリの安定的な事業継続に対する支援を求める意見書案など3件を可決した。
平成26年度一般会計補正予算において、除雪費の不足が見込まれる事から、2億円を追加補正。電気料金の値上げや人件費の高騰、消費税増税などや12月の大雪や2月の暖気による生活道路の除雪などから、過去最高の17億7,410万円となった。ここ数年は当初予算に追加状態が続き、今後、出動基準を見直すなど予算の縮減に努めるとした。
陳情837のNPO法人かもめ保育園に対する「子ども・子育て支援新制度」特定地域型保育事業の小規模保育事業所としての認可については、同理事長が厚生常任委員会冒頭で陳情趣旨説明を行い、審議されたが、継続審査となった。
今任期最後の定例会となり、中松義治市長と横田久俊議長から挨拶の後、閉会した。
◎第1回定例会議事日程及び会議次第
◎第1回定例会議事事件一覧表追加
◎第1回定例会平成26年度一般会計補正予算説明書
◎第1回定例会平成26年度一般会計別表-歳入歳出予算補正
◎第1回定例会平成26年度一般会計補正予算
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