発達した低気圧の影響で、未明から猛吹雪に見舞われた小樽では、1月7日(水)、「暴風雪・波浪警報」が発表された。
時折、突風が吹き荒れる市内では、恒例のどんど焼きが行われたが、正午にかけてさらに暴風雪が強まり、住吉神社では、13:00に急遽中止となった。
視界を遮る横殴りの風雪が吹き荒れ、13:53には、最大瞬間風速22.8mを観測。市民らは、度々押し寄せる冬の嵐の雪かき作業にうんざりしていた。
この暴風雪の影響で、陸・海・空の交通機関に遅延や運行休止が相次いでいる。小樽と札幌を結ぶJR函館線や、札樽道路の小樽~札幌間の上下線、小樽~新潟・敦賀間のフェリー、新千歳空港や丘珠空港も夕方から全便発着休止となっている。
札幌管区気象台では、「暴風雪,大雪,波浪警報 高潮,なだれ,着雪注意報」を継続し、暴風や高波、吹雪による交通障害、なだれなどに注意を呼びかけている。
平成27年1月7日15時39分 札幌管区気象台発表
小樽市 [継続]暴風雪,大雪,波浪警報 高潮,なだれ,着雪注意報
[解除]雷注意報
風 警戒期間 7日夜遅くまで
注意期間 7日夕方にかけて 以後も続く
北西の風
陸上 最大風速 20メートル
海上 最大風速 25メートル
雪 警戒期間 7日夜遅くまで
注意期間 8日夕方まで
12時間最大降雪量 50センチ
波 警戒期間 8日明け方まで
注意期間 8日夕方にかけて 以後も続く
ピークは7日夕方
波高 8メートル
高潮 注意期間 7日24時頃まで
ピークは7日16時頃
最高潮位 標高 0.7メートルの高さ
なだれ 注意期間 8日まで
着雪 注意期間 8日明け方まで
付加事項 降雪による交通障害
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