文部科学省の地震調査委員会は、12月19日(金)、今後30年間に震度6以上の揺れに見舞われる確率を示した「全国地震動予測地図」の2014年版を公表した。
地震列島の日本で、震度6以上の揺れに見舞われる確率が高い傾向の赤色に染まったのは、千島海溝沿いの北海道東部や日本海溝沿いの東北地方太平洋側、相模・南海トラフ沿いの関東から東海、近畿南部、四国に及んでいる。この傾向は、2013年版と変わっていない。
この中で、小樽市周辺は、確率が最も低い0.1%の黄色に色付けされており、活断層からも外れた地域になっている。
2014年版では、首都圏の東京都の確率が46%、さいたま市役所付近が51%、横浜市役所付近が78%になっていることを考えると、小樽市の確率が如何に低いかが分かる。
政府が発表した地震に見舞われる確率をチェックして、自ら居住する地域の確認作業をして置くのも、地震列島に住む者の務めであろう。
◎概観
◎説明資料
◎地震調査研究推進本部
◎全国地震動予測地図
◎全国地震動予測地図とは
◎J-shis Map
◎時事ドットコム〜今後30年の震度6弱以上確率分布(2014年12月)