消防防災用設備機器等の設置及び維持管理を行う、小樽消防設備協会(齋田義孝会長)では、創立40周年を記念して、小樽市へ組立式テントを寄贈した。
その贈呈式が、10月14(火)10:00から、消防庁舎(花園2)2階車庫内で開かれ、齋田会長・加藤正幸副会長・中松義治市長・市消防本部庄司孝行次長・消防関係者が出席した。
同協会は、1974(昭和49)年10月に発足し満40年を迎え、現在44社が加盟している。市内の消防・防災活動の普及等に努めている。記念事業として、イベントや訓練等で使用のテントが古くなり、小樽市からの希望で、組立式のテント3張(50万円相当)を寄贈することとなった。
寄贈された組立式テントの「GK式(屋形)テント」は、白色で縦3.6m・横5.4m・高さ2.84m。屋根には、”小樽市消防本部”と名前が入っている。手軽に持ち運べ、スピーディーに組み立てられ、頑丈な作りとなっている。
同会・齋田会長から中松市長に目録が手渡され、消防本部・庄司次長から加藤副会長に感謝状が贈呈された。
齋田会長は、「消防の活動に役立ててもらおうと組立式テントを寄贈した。今後とも、小樽の防災活動に寄与するよう努めたい」と挨拶。
中松市長は、「40年の長きに渡り、市民が安心して暮らせるよう、消防設備の問題や防火事業の問題にご支援を賜りお礼を申し上げる。組立式テントを寄贈され、大事に使わせてもらい、市民の皆さんにも活用してもらいたい。引き続き、支援していただきたい」と謝辞を述べた。
同テントは、防災訓練や各種イベント、災害時などで使用する予定。