北海道コカ・コーラボトリング株式会社(本社:札幌市清田区・佐々木康行社長)では、市内蘭島から銭函までの自動販売機351台に、小学生が製作した防犯ポスターを掲示し、ポスターを通じて町を見守り、市民が安心・安全に暮らせる町づくりに協力している。
10月11日(土)11:00から,JR小樽駅前コンコース(稲穂2)で、「ほっとできる地域に~児童・自販機運動」の掲示式及び出発式が行われた。
五宮一治小樽市防犯協会連合会長、中松義治市長、安藤昭彦小樽駅長や原口淳小樽警察署長、小樽警察署少年補導員連絡協議会会長、わんわんパトロール隊、防犯ポスターを製作した小学生を代表して8名が出席した。
この運動は、今年で3年目を迎え、子どもたちからのメッセージを受けて、人々が防犯について考えるきっかけとなり、安全・安心な町づくりに向けた関係団体との連携強化を目的に行われている。
空き巣や車上狙い、振り込め詐欺に注意を促す3パターンのぬり絵と、同パターンの手書きのポスターを、市内27箇所の放課後児童クラブの子ども達に製作を依頼し、351枚が集まった。1年目は130枚で、昨年は313枚、年々増加傾向にあり、関係者は喜んでいる。
同ポスターは、なるべく人目に触れやすい場所に設置してあり、夜間点灯による防犯機能を持つ自動販売機の広告枠のフレームに貼り付けるため、多くの市民へ防犯を促すことができると期待を寄せている。
掲示式では、各関係団体に、代表8名の小学生がポスターを手渡した。五宮同連合会長は、「身近な犯罪の被害防止に、地域が根ざした活動を行い、北海道コカ・コーラボトリング株式会社の協力により、防犯メッセージの掲示運動が行われている。351枚のポスターが同職員の手で、自動販売機に掲示され、市民へメッセージを発信し、地域の安全安心を確保するために、地域の絆を強め、協力をお願いしたい」と挨拶した。
その後、稲穂小学校5年奥村萌さんの”空き巣に注意”と描かれたぬり絵が、萌さんの手で、駅前の自動販売機に掲示された。萌さんは、「頑張って作ったポスターなので嬉しい。ポスターの中の狼を、迫力があって怖いイメージになるよう工夫して色を塗った。と話した。
同社車輌担当者が、すべてのポスターを受け取り、市内設置の351台の自動販売機に、10月11日(土)から11月下旬まで掲示される予定。
◎関連記事 ◎関連記事